バレンタイン ページ41
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兵太夫「A誰に渡したの?」
『変装マニアと穴堀小僧、それからサラスト野郎』
兵太夫「せめて名前で言ってあげようよ...」
『嫌だ』
誰が名前で呼ぶかよ。死んでも呼ばねぇからな。
...何か嫌な予感がする。
胸騒ぎが凄い...
『何か嫌な予感しない?』
乱太郎「そう?」
きり丸「Aの嫌な予感は当たるからなぁ」
喜三太「でも、ナメクジさん達も嫌な予感するって言ってるよ」
喜三太ナメクジと喋れたっけ。あれ、そもそもナメクジって喋るっけ。
...気のせいか?いや、こんなに胸騒ぎするのは初めて。大事になるな。
例えば、"忍術学園崩壊"とかな。
『...流石に考えすぎか』
庄左ヱ門「一応警戒しておいた方が良い感じ?」
『うん...特に先輩と先生』
きり丸「先生はまぁ、分からんでも無いけど何で先生まで?」
『俺にも分かんないけど...でも、』
『上級生と土井先生には１番警戒しておいた方が良いかも』
庄左ヱ門「分かった。」
何が起こる...この平和な忍術学園に。一体＿＿＿＿＿＿
一応ラテとセリに見回りを頼むか。後、あの人にも。
了承してくれるかは分かんないけど。
『んじゃ、かいさーん』
乱太郎「これから授業だよ!!?」
きり丸「何なら遅刻寸前」
『あ、忘れてた』
庄左ヱ門「因みにテスト返し」
「「『うぇぇぇぇぇ!!!?/最悪...』」」
庄左ヱ門「ほらほら、土井先生に怒られるちゃうから早く行くよー」
「「『はーい...』」」
どうか、この胸騒ぎが当たりませんように。
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月30日 23時
