１年は組の生意気生徒。肆 (ページ39)

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バレンタインページ39

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「「『完成～!!!!』」」

乱太郎「A達早くない!!?」

『まぁ、俺は器用なんで』

伊助「それ言ったら僕も器用だし」

庄左ヱ門「僕はどうだろ...」

『そこは嘘でも器用って言う流れ』

伊助「庄左ヱ門は真面目だなぁ」

ホントだよ。真面目過ぎて逆に何では組なの?って疑問浮かぶ時あるもん。

あ、それより早く渡すか。嫌だけど。

伊助「それじゃぁ、僕達は先に渡してくるね」

『頑張れよ』

庄左ヱ門「渡し終わったら僕達も戻ってくるから」

さーて、最初に会うのは誰かなぁ...って、喜八郎じゃん。

穴掘ってたか。丁度良いタイミング。

『喜八郎ー、此あげる』

喜八郎「おやまぁ、良いの?」

『うん。何時も有り難...』

俺は逃げるように校庭から逃げて行った。

あんな堂々と感謝伝えたの何時ぶりだっけ。

さ、次は誰かなぁ。

『お、鉢屋発見』

三郎「何だ、Aか」

『ん。何時も有り難...』

三郎「あ、あぁ...」

凄い戸惑ってんだけど。ウケる。

さーて、最後はサラスト野郎、お前だけだ。

出て来ーい!!!

『作法室...居ねぇか』

『んじゃぁ、教室...居ない』

えー...何処に居んの。

あ、長屋。よし、長屋に行ってみよう。

『サラスト野郎ー...って居ない』

『何なら、誰１人居ない...』

んー、何処に居んの?俺早く戻りたいんだけど。