見張り塔への段 ページ34
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乱太郎「あ、戻って来た!!遅いよA」
『御免じゃん。さ見張り塔行こ』
「「「おー!!!」」」
庄左ヱ門「A許可降りたの?」
『まだ話して無い。ま、許可くれるでしょ、あの人なら。』
庄左ヱ門「確かに笑」
団蔵「見張り塔ってどんな所にあるの?」
『この街から少し外れた場所かな』
庄左ヱ門「行くのにちょっと苦労するけど景色は滅茶苦茶綺麗なんだぁ」
『行く前に許可が必要だけど。』
庄左ヱ門「まぁまぁ笑」
虎若「許可?」
庄左ヱ門「そう。村長に許可を貰ってから見張り塔に行くんだけど...」
『その村長の子供が滅茶苦茶俺らになついてんの。』
三郎「良い事あやねぇか」
端から見たらね?本人からしたら少し厄介。
見つかる度に中々離してきれないんだよなぁ。だから俺は少し苦手。
あ、でも村長の子供今頃の時間、街の子供達と広場に居るんだっけか。
そっちの方が俺からしたら有り難いがな。
『村長ー』
庄左ヱ門「久しぶりに帰って来ましたよー」
村長「おぉ、Aと庄左ヱ門か」
『見張り塔に行っていい?』
((村長にタメ口か、Aは。))
庄左ヱ門「同級生と先輩達に景色を見せてあげたくて」
村長「おう、良いぞ。楽しんでな」
「『はーい』」
庄左ヱ門「よし、許可降りたしあの山登るよ」
しんべヱ「えぇっ!!?あの山を?」
『あ、でも少し整備されてる...』
庄左ヱ門「本当だ、前まではガタガタだったのに」
『村長も考えたもんだな』
庄左ヱ門「ねー」
((何様だよ、お前ら))
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月30日 23時
