お爺さんの段 ページ29
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「『ただいま〜/只今帰りました』」
母「お帰り笑二人共お疲れ様」
『一生分の体力使った』
三郎「お前は何もしてないだろ」
『いや〜?ちゃんと持ったよ。途中まで』
三郎「ほら見ろ!!」
そい、俺は疲れた途中までしか持ってない。
と言うか、八百屋出て直ぐ疲れた。
そしたら鉢屋が文句言いつつも持ってくれた。
因みにまだお礼は言えてない。
いや、だって..................恥ずかしいじゃん。
母「まぁ!!それはご苦労様。ゆっくりしてて頂戴?Aは手伝いなさい」
『え』
三郎「Aどんまい」
『"どんまい"が１番腹立つ』
仙蔵「鉢屋に持たせた罰だな笑」
『まぁ、良いか。』
『で、何すれば良いの』
母「野菜達を仙蔵くんと切って頂戴」
『ん』
何で俺が野菜切んないといけない訳?
歯向かったら母さん怖いから言い返さなかったけどさ!!
俺、序盤までは持ったよ?少しは持ったんだよ?
なら俺もゆっくりしてて良くない?手伝いだったらお姉とかにやらせろよ。
『野菜切ったら戻って良い?』
母「ええ。仙蔵くんも後はゆっくりしなさい」
仙蔵「ありがとう御座います」
『何から切れば良い』
母「何れでも良いわよ?お母さん米やるから。終わった次第声掛けて頂戴」
「『はーい/分かりました』」
よし、手切んないように頑張ろ。
昔切りそうになったからな。
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月30日 23時
