１年は組の生意気生徒。肆 (ページ15)

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メガネの男の子の段ページ15

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三郎「A、今の気持ち素直に言ってみ」

『五月蝿い、早く帰りたい』

勘右衛門「はっきり言うねぇ、A」

『はっきり言った方がコイツらの為になる』

庄左ヱ門「ところで、A。メガネは?」

『ん?ちゃんとあるよ』

庄左ヱ門「良かった、Aの事だから無くしたかと思った」

『俺そんなすぐに無くさない』

隠して忘れる事はあるけど、そんなすぐには無くさない。

そんなバカじゃないからね、俺は。

脳筋１の方がバカだから。後、３ね。

伊作「A、１年は組の良いところ言ってみて」

『良いところ?何個』

伊作「取り敢えず、１０個」

『そんなに無い』

庄左ヱ門「あれ、いつも家に帰る時６年生や５年生の事ベタ褒めしてるの誰だっけ?」

『はぁ?褒めてないですぅ。そういう庄左ヱ門だってベタ褒めしてるくせに』

庄左ヱ門「...............この話は無しという事で」

５・６「「無理」」

はい、終わった。

もうさぁ...、庄左ヱ門何暴露してくれてんの?マジで。

もう５、６年が固まってたり口開いたまま上の空の奴とか居るんだけど。

終わってんじゃん。

三郎「お前らいつも二人の時こういう事話してんだな」

『悪いですかぁ?』

庄左ヱ門「先輩達の事尊敬しちゃダメですか?」

伊作「いや、ダメじゃなくて...」

仙蔵「以外でな...」

「『ﾑｽｯ...........................』」

その後、俺らは無事長屋に返された。

結局俺らが素直になったのはボロが出た一瞬。

立花と善法寺、そして鉢屋以外使い物にならなかったため、解散。

いやー、一時期はどうなるかと思ったけど他の奴らが使い物にならなくなって良かった。

次からどんな顔して喋ればいいのやら。