戦の始まりの段 ページ15
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「後ここと...あ、ここも...」
「髪結い代も入れといてください」
「えーい、お前らっぼるんじゃないぞ!!!」
「動かないでー」
「はい出来ました。」
「どうもー」
「園田村始め、１５村の制札確かに頂きましたぁ」
「制札...!?ぁぁああ!!!朱印まで押してある!!!」
「右筆さんに貰っといたんですぅ」
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「この請求書の山にハンコしてくださらないと、あたし帰りませんわよ」
「さぁ、その三文判で良いんでポーンポン押して頂戴」
「ほらほら、押して」
「やーだ、こちらよく見ると良い男〜」
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「機密はどうなっとる」
「「「制札、ありがとうございました」」」
全員、着ていた変装を取り、忍術学園の忍束になる。
「お主ら...!!」
山田「黄昏甚兵衛様、村々はもう十分な代価払いました」
利吉「父上、口紅...」
「伝子さん...男なの...?」
１人、本当に山田先生を女の人と勘違いしてたみたいですね。
頭大丈夫かな?
学園長「甚兵衛様、手に入れた領地が大事ならサボってはなりませぬぞ」
「りょ、領地とな」
シナ「貴方がオーマガドキから内密にもらい受けた１５の村の事です」
くの一「「私達が全部の村を回して、秘密を喋っちゃいました!!!」」
山田「秘密はいつか漏れるもの」
学園長「さて、今はお急ぎのご様子」
学園長「これ以上、引き留めますわい」
と、黄昏甚兵衛は仲間とともに城へ。
そして、１人残された大曲時曲時は＿＿＿＿＿＿
大曲「ぽつめーん」
戸部「ゆらり」
戸部先生の刀が大曲時曲時の服を切り裂く。
くの一「「「いやーん」」」
戸部「喜三太」
喜三太「えーいっ!!!!」
喜三太が思いっきりナメクジを投げる。
喜三太「とーっ!!!」
大曲「やめろぉ」
喜三太「自分の村を売るなんて、しんべヱに似てるくせに何て酷い殿様なんだ!!」
くの一「「「う、おぇぇぇぇぇぇぇぇ」」」
喜三太「取った!!オーマガドキ城主の褌ー!!!」
学園長「うん、喜三太夏休みの宿題合格!!」
良かったね、喜三太＿＿＿＿＿＿。
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月14日 15時
