JUMP 弱ります 7

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薮サイド



八乙女「し、食中毒。」

薮「おう。一番酷いのが大ちゃん。吐き気がなー。知念が一番軽い方だと思うわ。」

八乙女「ふぅん。伊野ちゃんは？」

薮「んーあいつもきついと思うんだけど多分我慢してるからさ。大ちゃん優先とか考えてるんだろ。」

八乙女「そっか。」



病院から俺の家にかわいそうな三人を連れて、全員無理矢理でも寝かした。

で、結構前に呼んでおいた光が買った看病セットであれこれした。

ひとまず俺らも休憩かな。



「やぶっ…、やぶっ！」



え、何。



八乙女「伊野ちゃんの声だけど、切羽詰まった声だね。行こ。」

薮「おう。」



寝室から伊野尾の焦った俺を呼ぶ声が聞こえ、急いで寝室に向かうと、本日二回目のまぁ悲惨…だった。

大ちゃん我慢できなかったかぁ、傍にいてやればよかったな…後悔。



有岡「薮ちゃん、布団ごめん…。我慢出来なくてっ…。」

薮「大ちゃんトイレ行こうな。気持ち悪かったよな、ごめん。伊野尾は？どっか何もない？」

伊野尾「ぁ、うん。」



あー嘘だな、目が泳いでるし何より顔色が悪い。

大ちゃんので気持ち悪くなったかな。

光もその事に気がついたのか俺に伊野尾を任せて、代わりに大ちゃんをトイレまで連れてってくれた。

これ、侑李もここで寝てたらもっと悲惨だったな…よかった侑李別の部屋で。



薮「伊野尾、顔色で嘘なんてばれるぞ？…ほら、今ここには俺と伊野尾しか居ないから、甘えろよ。」

伊野尾「やぶっ…ちょっと吐きそうっ。」

薮「ほら。」



結構限界きてそうな伊野尾にもともと用意してあった洗面器を渡すと、相当我慢してたのか、結構戻した。

俺はただただ伊野尾の背中を擦った。



伊野尾「…ん。も、いい。」

薮「分かった。…どうした。」



急に伊野尾が俺にもたれてきて、ため息を吐いた。

やっぱりつらいんだろ、こいつ。



伊野尾「ちょっとしんどいからこのまま…。さすがにきつい…。」

薮「最初から言えばいいのに。無理するからだろ。お前あんまり免疫強くないじゃん。」

伊野尾「ん、そうだった。」



しばらくすると、寝息が聞こえてきて伊野尾の顔を覗くと、顔色は悪いままだけどぐっすり寝てた。

早く治るといいんだけどな。





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裕翔くん誕生日おめでとうございます！


明るくて子供らしい無邪気な部分がかわいらしいです！


でも、大人びているところも好きです！


今日は本当におめでとうございます！

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