童話と少女【文豪ストレイドッグス】

第5話 お茶漬け ページ7

何処かの茶屋につき、中島さんは先刻から茶漬けを食べまくっている


私の隣には中島さん、前の席には太宰さんと国木田さんが座っている


中島さんが結構食べた時


国木田「おい太宰、早く仕事に戻るぞ。」


手帳を開きながら国木田さんが言った


国木田「仕事中に「良い川だね」とか云いながら川に飛び込む奴がいるか。
おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった。」


太宰「国木田君は予定表が好きだねぇ。」


怒っている国木田さんに太宰さんが呑気に返した


ﾊﾞﾝｯ


貴方「!?」


国木田さんが机に手帳を叩きつけた


びっくりした…


国木田「これは予定表では無い!!理想だ!!
我が人生の道標だ。
そしてこれには



仕事の相方が自 殺マニアとは書いていない。」


中島「ぬんむいえおむんぐむぐ？」


お茶漬けを食べていた中島さんが話しに混じった


…………中島さん今なんて言った？



国木田「五月蝿い。
出費計画の頁にも『俺のの金で小僧が茶漬けをしこたま食う』とは書いていない。」


中島「んぐむぬ？」


国木田「だから仕事だ!!
俺と太宰は軍警察の依頼で猛獣退治を──」


太宰「君達なんで会話できてるの？」


ですよね……


私だけが理解出来てなかった訳じゃないんだよね…

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