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第1話 出逢い ページ3

夢主side


ふと、自分にあたる風に気が付き目を開けた


貴方「ここ……何処?」


目を開けてみると全く身に覚えのないところにいた


確かに私はあの時、死 んだはず…


目覚めたばかりで、まだ意識がぼんやりする


起き上がろうと草地に肘を置いたが


貴方「あれ…?」


身体がちゃんと動かない


というか…なんか全身が痛い


ここは何処かと目だけで周りを見ると


何処かの土手だった


綺麗なオレンジの夕日が見える


今は夕方か…


周りを見ていくと、自分の近くに白髪の男の子がいることに気がついた


?「あの、大丈夫…ですか?」


その男の子をじっと見る


?「?」


男の子は?マークを浮かべながら、とても心配そうにこちらをみている


貴方「あなたは…?」


寝そべったままで申し訳ないが聞いてみた


?「僕は中島敦です。」



中島………敦?


えっ?文豪の名前?なんで…


中島「あの大丈夫ですか?もしかして、起きられないの?」


貴方「大丈夫ですよ。」


またゆっくりと起き上がってみたら今度はできた


立ち上がって男の子に向き合う


貴方「ご心配ありがとうございます。
私は有栖院Aです。
よろしくお願いします、中島さん。」


握手のために手を出すと中島さんも手を出してくれた


中島「よろしくお願いします!
ところで、なんでここに倒れてたんですか?」


貴方「敬語じゃなくてもいいですよ。
実はよく分からなくて…」


私は中島さんに自身の首を傾けながら言った


中島「えっ!?それって、大丈夫なの?」


貴方「………多分?」


正直いってここが土手だということ以外何もわからない


あの時、確かに落ちたのに…


貴方「あの、ここって何処ですか?」


中島「ここは、ヨコハマだよ?」


ヨコハマ!?


うそ、来た覚えがないよ


貴方「そうなんだ。」


私は中島さんから目をそらして応えた


貴方「中島さんはどうしてここに?」


ずっと気になっていたことだ


中島さんの格好は何故か少しボロボロで


隠せていないが…お腹がすいているのか偶に聞こえる


中島「えっと…色々あって。」


あまり詮索しない方がいいのかもしれない


貴方「そうですか…」


お互いが喋らなくなって、少し遠くからカラスの声がきこえてきた


その時だった


中島「えっ?」

第2話 川に足→←設定



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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黒蝶レレン(プロフ) - ありがとうございます!更新は少し遅いかも知れませんがこれからもよろしくお願いします! (2018年8月18日 21時) (レス) id: 3ec97ddbec (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - すごい面白いです!!これからも、がんばってください(´˘`*) (2018年8月17日 23時) (レス) id: 05d93118bd (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶レレン(プロフ) - 指摘ありがとうございます!普通に忘れてました。 (2018年7月24日 15時) (レス) id: 3ec97ddbec (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月24日 12時) (レス) id: b63bf3be69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒蝶レレン | 作成日時:2018年7月24日 11時

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