17話 私の事 ページ19
でも、こんな事言っても信じては貰えないだろう
何とかして誤魔化さないと
貴方「私もよく分からないんです。」
今、こう言うしかない
太宰「分からない?」
貴方「はい。どうしてあの河岸に居たのかも自分が何処から来たのかも………
何も覚えていないんです。」
太宰「…………記憶は何処まであるんだい?」
貴方「ここに来た経緯は全く覚えてないんですが、普段の日常生活は覚えてます。ただ、家が何処にあったのか、住所も学校名も何も覚えていないんです。」
あながち間違えではない
ここには私が生きた証拠がないんだから
太宰「Aちゃん、探偵社で働かない?」
貴方「えっ?」
太宰「身寄りがないし、記憶も取り戻さないとだろう?だったら、ここにいる方が安全だ。
何より、もしかしたら、何かの弾みに思い出すかもしれない。」
貴方「いいんですか?自分で言うのもなんですが、正体不明の女を置いていおいても。」
太宰「社長には説明しておく、それに入社試験も勿論受けてもらうよ。」
太宰さんがこちらに手を差し出してきた
とってもいいのだろうか…
この手を………
躊躇っていると
太宰さんが耳元に口を近づけて、
太宰「大丈夫だよ。君のことは、私が守ろう。」
目を見開いた
驚いた
貴方「本当に…………いいんですか?」
太宰「あぁ。」
また手をだしてきた太宰さん
今度は、躊躇うこと無くその手をとった
あぁ、この人を信じてもいいのかな…?
私の過去を知っていても、受け入れてくれるだろうか…
怖い、怖い、怖い、
誰かの手を取り、また裏切られることが…
もし、太宰さんが私に光を見せてくれるなら
私は────────────────
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どうも、黒蝶レレンです。
全然更新できなくてすみません。
言い訳ですが、学校行事が少し続きまして
疲れて更新することが出来なかったんです。
これからは、少しづつでも更新していきますので、
これからも、童話と少女をよろしくお願いします!!
評価してくださった方、お気に入り登録してくれた方、本当にありがとうございます。
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黒蝶レレン(プロフ) - ありがとうございます!更新は少し遅いかも知れませんがこれからもよろしくお願いします! (2018年8月18日 21時) (レス) id: 3ec97ddbec (このIDを非表示/違反報告)
いくら(プロフ) - すごい面白いです!!これからも、がんばってください(´˘`*) (2018年8月17日 23時) (レス) id: 05d93118bd (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶レレン(プロフ) - 指摘ありがとうございます!普通に忘れてました。 (2018年7月24日 15時) (レス) id: 3ec97ddbec (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月24日 12時) (レス) id: b63bf3be69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒蝶レレン | 作成日時:2018年7月24日 11時