好きな人取られたので呪術界をブっ壊す！

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『んで、要件は？』

甚爾「お前今日高専に来ただろ」

『あ、バレてた？』

甚爾「そりゃあ大騒ぎだったからな。花を虐めてたやつが来たって」

『おーおー、んで？アンタもそれ信じてる？』

甚爾「んな訳ねぇだろ」

『だよね、流石甚爾〜！』

甚爾「お前ことあるごとに抱きつくんじゃねぇよ、お前の顔見に来ただけだからな」

『へーへー、じゃーねー！！』

甚爾「嗚呼、またな」

宿儺「天与呪縛か、面白いな」

『宿儺〜っ！』

宿儺「余り他の男とベタベタするなよ」

『了解です！』

ミミナナ「「たっだいま〜！」」

『おかえり！何買ってきた？』

美々子「んとね、新しいシャンプーとコスメ！」

菜々子「私は服」

『いーじゃん！』

美々子「…」


　 ﾋﾟｺ




『なんの音だ、美々子、いや五条悟クン？』

五条「さっすが博眼！バレちゃったか〜！」

『なんの用？来客用の紅茶は今切らしてるから帰ってくれないかな』

五条「嫌だと言ったら？」

『力づくで返す』

五条「怖いね〜、話があるんだ。


　 君、呪術高専に来ない？ 」


『…成程、教員として？』

五条「ビンゴ。君の術式ははっきり言って最強で最弱だ」

『ほぅ』

五条「その“最弱”は、宿儺の器であること。
宿儺となんかの縛りでも結んでるでしょ」

『嗚呼、宿儺が“荊”と唱えたら私は一生宿儺と立場を逆転しなければならない。

其の代わり、今の状態の内は宿儺はなんでも言うことを聞く』

五条「それで君と宿儺が入れ替わったら大変なワケ」

『それを監視するために来いと…？』

五条「正解！」

『拒否権は』

五条「あると思う？」


『行けばいいんだろ？』

『…ほんっとそういう狡いとこ』

五条「ほんっとにそういう変なトコ」


　

　 2人「変わってないよね」

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