ラッパーのお兄ちゃん達に愛される

27話 ページ32

A視点




瀬名「私がここにきた理由は……

　 Aちゃんのヒプノシスマイクに

　 ついての説明や、つけてほしい機能

　 を聞くためです！！」


『そーなんだ！！』


瀬名「まずは…つけてほしい機能はありますか？」


つけてほしい機能？

だったら……


『えっとね、攻撃力が倍になるのとかかな？』


瀬名「ほうほう……10倍までつけますか？」


『うん！なんかよくわかんないけど、
強くなるんだよね！』


瀬名「そうです。あと…

　 ……Aちゃんは、お兄様に

　 会いたいんですよね？」

　
『うん、そーだよ。私ね、

　強くなったらお家に帰れるの。』


早くお家に帰ってにぃにと遊びたいな。


瀬名「1秒でも速く、会いたいですか？」


『……会いたい、会いたいよ…

　でも、会えないじゃん。』


瀬名「じゃあ、僕も手伝います！！

　 ここを抜け出しましょう！！」


『え？無理だよ！見張りの人もいるのに…！』


瀬名「作戦を立てるのです！」


『わかった！！じゃあ……

　頑張るぞー！』


『「えいえいおー！！」』

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