僕らが部屋をわけられた日 ページ5
「はイ♪八い♪はるてぃークントゆーまクンのお部屋ダヨォ!」
バタン
はる「うわ押し込まれた………っと、なんかごめん…」
『えっ!?い、いや僕は別に…大丈夫…ですけど…』
はる「…ところで…この部屋おかしくないか?」
キングベッドにランプ、クローゼットと扉付きの棚…なんかヤケにシンプル。
『…痛みとか共有されてるってことはこれお互いに気にし合わないと…』
はる「ダメなの!?面倒くさ…」
『あはは…』
コンコン
はる「ん?誰だ?」
『ぼ、僕ちょっとみてきます!』
「やァ!ちょっトお話に来たヨォ!ご飯とか全部僕ラが支給するかラその代わリこの部屋にずっト居てもらうヨォ!」
『えっ…』
「君には〜?こンな状況でも特別っぽいかラこの瓶をアげるヨォ!こレを飲まセればキット幸せヨォ!」
『………え?』
__
貰ってしまった…貰ってしまった…
どうしよう…
そ、そうだ!隠そう!バレたくない…
__
『…?はるさんなに飲んでるんですか…?』
はるさん…ッ!その瓶隠しきれなかった以前に飲んじゃった!ヤバいって…!
はる「?ああ、なんか机の上に乗ってたからさ、喉乾いてしょうがなくて飲んでる。」
ケロりというなー!こっちは心臓バクバクなんですけど…ッ!
はる「ただの水だったから大丈夫だったけど?どうした?」
『いや…なんでもないです…』
あれはあの女の子の冗談だ、きっとそうなんだ…うん…
はる「あ、風呂あった。ゆーま先入る?」
『あ、じゃあはい!先に…』
うん…なんでもないよね…体が若干熱いけど…心臓バクバクした時の反動だよね…
……………現実逃避しよ…
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作者名:くらうん@ルウ 低浮上 | 作成日時:2022年7月10日 21時