恋はお手上げ 2 (ページ16)

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ep.66 ページ16

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恭平side

高「おい！ずるいぞ！」

「恭平遅い！」

高「お前なめんなよ」(笑)

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Aと手繋いで帰ろうとしたんやけど競走しよって俺が言ったからそれを真に受けてイタズラな笑顔を俺に向けて1人で走っていった

それを追いかける俺。

なんでこんなことしてるんやろって思うけどAと付き合ってからめちゃくちゃ楽しいんよね毎日

Aの足には余裕で追いつくから腕を引っ張って俺の方に引き寄せ抱きしめた

ちらっとAを見ると耳真っ赤なのが分かる。

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高「ああ…俺の彼女かわいい」

「離して」

高「照れてるん？」

「それなりに」

高「あ"〜〜かわいい」

「痛い痛い痛い」

･

ほんまにかわいいから離したくなくなんねんな。
ぎゅーっと抱きしめると痛い痛いって俺の腕叩くA、ほんまにかわいすぎやない？

ていうか最近素直になってるんよ！Aが！

嬉しい半面もっと前から知りたかったなあ、なんて悔しい気持ちも少しある

･

長「公共の場でイチャつくな」

道「ほんまにそれ」

「あれどこで食べてたん？」

道「中庭で食べてきためちゃくちゃ風当たり良かってん」

高「中庭ええなあ明日は4人で食べよか？」

長「賛成〜！」

「よし長尾！教室まで競走〜」

長「負けへんで〜？」

道「 Aなんかめちゃくちゃ楽しそうやな最近」

高「良い事やけどちょっと不安やんなあ」

道「他の人に取られそうって？」

高「そんなとこかなあ」

道「まあ俺はお互いがお互いのこと想ってて安心だわ」

高「えそれって… 」

道「恭平！俺らも行くで〜！」

高「あ、おい！」

みっちーには誤魔化されたけどこれからも頼ることになりそうやなあ

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