隣は貴方だけ (ページ19)

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SC「地獄が終わってお父さんが帰ってきた日、僕の傷のことを聞かれた」

SC「そしたらお母さんが僕の上に棚からお皿が全部落ちて来たって…。は？だよな」

SC「そしてその日の夜お母さんが僕にあんたお父さんに言ったらどうなるか分かってるでしょ？って言われて僕は死ぬかと思った」

SC「その次の日から女の人が全員お母さんに見えてもう恐怖で震えが止まらなかった」

SC「 2人は僕が中学校の時に事故で死んだ」

SC「もちろん悲しみなんて無かった」

SC「そしてやっと精神科に行って診てもらった」

SC「少しずつ女性には慣れてきたけどやっぱり無理なものは無理みたいで… 」

「なら私はちゃんと距離保つから！」

SC「そんなことしなくていいよ」

「 …？何で？」

SC「こんなこと初めてなんだけどAは怖くないんだ」

「 … 」

驚きすぎて言葉も出なくてただスンチョルを見ることしか出来なかった

SC「僕もよく分からないんだけどなんだろう、今までの人と違って話してみたいなって思えた」

「私と話したりして怖くないの？」

SC「全然怖くない」

「 …っ」

不安が一気に無くなったからなのか涙が止まらなくなった

SC「ごめんな」

「謝らないでいいよ、」

SC「本当にごめん」

「大丈夫だってㅎㅎ 」

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