ep.49 ページ49
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恭平side
俺の腕の中で泣くA
ずっと一緒におったのに過去の話初めて知ったしここまで泣きじゃくってんのも小学生以来見てない。
相当溜まっとったんかな、
･
「 もう大丈夫ありがと 」
高 「 よしっ 帰るか 」
「 もう真っ暗やな 」
高 「 今日俺ん家泊まってや 」
「 …それは、なんで？ 」
高 「 俺の親もお前の母さんも居らんらしいで 」
「 、しゃーないか… 」
Aの親からメールが入ってた。
【 恭平くんこんばんは。今日帰れそうにないのでAを恭平くんのお家にお泊まりさせて欲しいです。我儘言ってごめんね 】
最後の漢字読めへんかったけど
【 喜んで！！ 】
と秒で返信してAと並んで帰る。
･
「 ご飯なににしよっか 」
高 「 ガリ 」
「 バカか 」
高 「 カレーにせえへん？ 」
「 ええな 2人で作れるしな 」
高 「 え俺も作るの？ 」
「 当たり前やん 恭平の家やもん 」
料理しとるAの姿を眺められると思っとったらまさかの俺も一緒に作るんか、
まあ新婚さんみたいでええか
隣にAが居るだけでこんなに胸が満たされるもんなんやな
･
「 恭平は野菜切ってな 」
高 「 任せとき 」
「 私の中ではな恭平は料理できへんイメージ 」
高 「 そのイメージ今日で壊れんで 」
「 どうやろなあ 」
･
2人でキッチンに立って料理できたしテレビゲームしたりカードゲームしたりはしゃいでるAが何より可愛かった
そしてお風呂上がりの破壊力えぐい
バカ可愛くて口角上がりっぱなし
･
「 ねえお布団どこ？ 」
高 「 ないで 」
「 え私ソファーで寝んの？ 」
高 「 ちゃうやろ 普通にベッドで寝るやろ 」
「 ……え、？ 」
高 「 この前もそうやったやん 」
「 いやあんたのベッドシングル 」
高 「 関係ない 」
肩に手を回し無理やりAを引っ張って布団に入った
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穂花 - これぞ！私好みのお話だと思いました！たくさん工夫してこのお話を作っていたことがすごく伝わってきます。これからも体調には気をつけて頑張ってください！応援しています！ (2022年8月2日 16時) (
レス) @page50 id: 18243f33fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃろ | 作成日時：2022年1月16日 19時
