ep.21 ページ21
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「 え？ 」
高 「 好きやねんAのこと 」
「 え、あのいや、えっと 」
高 「 返事はいらんで。どうせ忘れるんやろこのことも 」
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忘れるんやろ と私を離した恭平はどこか少し悲しそうな顔をした。
私はこのことを忘れるんやろけど恭平はずっと忘れないんやと思うと何かしなきゃと抱きしめ返した
恭平は驚いたけどすぐ頭ポンポンしながら抱きしめてくれた、
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高 「 ほんまに俺でいっぱいになればいいのに 」
「 なんやそれ 」
高 「 でもAの目には福本先輩だけなんやからむりや 」
「 なんで福本先輩？ 」
高 「 こんなに俺はAでいっぱいやのに。 」
「 … 」
高 「 Aが俺の事を視界に入れてくれるまで待つし入れるように頑張るから 」
「 いや、 」
高 「 返事はいらんて、寝てな 」
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私を抱きしめながら途中詰まりながら一つ一つ話す言葉には重みが感じられて私も真剣に考えないといけないんやなって思った。
まだ熱出とるから寝たらまたこのことは忘れるんやろか、いやや
寝てな と言われたけどあんなこと言われて寝れる訳ない
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恭平の言葉はすごい嬉しかった。
けど今は福本先輩で頭がいっぱいなんや私は
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高 「 お、寝れた？ 」
「 ぐっすり 」
高 「 明日部活休むやろ？ 」
「 え行くよただでさえマネ少ないんやから 」
高 「 アホか、まだ38度あんねんで？ 」
「 明日になったら下がるかもしれへんし、先輩に会いたいし 」
高 「 なんやそれ 」
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穂花 - これぞ！私好みのお話だと思いました！たくさん工夫してこのお話を作っていたことがすごく伝わってきます。これからも体調には気をつけて頑張ってください！応援しています！ (2022年8月2日 16時) (
レス) @page50 id: 18243f33fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃろ | 作成日時：2022年1月16日 19時
