13.最近の話でも聞こうか ページ17
「早速、お話聞かせてもらうわよ！」
「二人がどこまでいったのか、お父さん、知りたいな。」
暖かいお茶を用意し、隣に焦凍、前に三人という形で、先程用意した座布団に座り、3年ぶりの会話がスタートした。
「ど、どこまでって？」
どこまでというのは、もしかして………したかってこと……え？何を言ってるの！？
「…あれですか？それなら………ん？」
「わーーー！！ちょ、ちょっと！」
焦凍が言いそうになるところで、焦凍の口を手で覆うと、また腰に痛みが走る。
「いっ…たたた！」
「A、大丈夫か？」
腰を擦りながら少し踞ると、焦凍が心配そうに顔を覗かせてきた。
それを見た母が、勘づいてしまったのだ…
「あれれ？A〜？その腰の痛みはどうしたのかな？」
「ぎくッ！！」
「隠さなくて良いから、答えなさいA〜！」
笑いを見せる母に、真顔の焦凍。お父さんは「おお」と口を開いてるし、海斗は手を口に当てて、何故かおどおどしている。
「ね、姉ちゃんが、焦凍兄と…！？」
＊＊＊＊
「もう、そういうことだったのねー！
良かった！Aは意外と素直じゃない所があるから、心配してたのよー！焦凍君が引っ張ってくれたのね！
やっとこれで、私も安心できるわ！早く孫の顔が見たいもの！
それとね、昨日Aに電話でいった通り、焦凍君とAにプレゼントがあるのよ！」
「あ、そうだったね！何々？」
母が隣に置いていた紙袋から、大きめのラッピング袋を取り出して、私に手渡してくれた。
それに焦凍が顔を覗かせる。
「開けても良いの！？」
「勿論よ！貴方達の為に作ったんだもの！」
「作った？」
手作りなんだ！とわくわくして袋を開けると、
中にはとても小さな可愛い水色の服が入っているわけで。
「お母さん、これって…」
「そう！赤ちゃん用の服よっ！」
「ええ！？凄い！」
小さい水色の服。
とても作ったとは思えないくらい、綺麗に作られていた。
「いつか生まれてくる孫の為にと思って、一日かけて作ったんだから！」
「ありがとうございます、お母さん。」
「ありがとう！」
「どう致しましてよ！
あ、そうだ、A。
家を引っ越したときに多分持ってったとは思うんだけど、お母さんアルバム見たいのよねー。
あったりするかな？」
「勿論！あるよ！」
私は収納用のタンスから、二冊のアルバムを取り出して開いた。
＊
明日轟さんの誕生日ということで、番外編書きます！
1/11轟焦凍 誕生日企画 �、�←12.休日の朝と思いきや
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白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» 分かりました！変更いたしますねー！ (2019年2月11日 19時) (
レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ尊い。 - 白鯨さん» すみません！かなり身勝手ではあるのですが、海斗君が幼くなるというリクエストは取り消しして、轟君のかっこいい所が見てみたいです！ (2019年2月11日 19時) (レス) id: 34ebdd8467 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» なるほど、確かにそれは良いですね！そうさせて頂きます！！ (2019年2月8日 21時) (レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ尊い。 - 白鯨さん» わあ、それは楽しみです！続編ワクワクします！！一つ提案なのですが、轟君のお母さんは退院したことにするのはいかがでしょうか？ (2019年2月8日 19時) (レス) id: 34ebdd8467 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» まさかオリジナルキャラクターを好きと言ってくださる方がいたとは…！ありがとうございます！更新は遅めになるかもしれませんが、続編では、ほのぼの+絆を上手く描けたらなと思います！ (2019年2月2日 22時) (レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年1月4日 15時
