帰ってきた98line

EP.8 ページ13

JM side

A…。

僕、知ってるんだからね？

本当はアイドルになる気なんて無かったんでしょ？

NGSだって行く気無かったんだよね？

本当は、両親から逃げるタメ、だったんだよね…

Aが刺されたって聞いてスグに病院に来てみれば

意識不明のAが治療されてて、

その時にお医者さんが、教えてくれたんだ。

“上半身にいくつか傷があるのですが心当たりはありませんか？”

最初、聞いた時はビックリしたし、

ずっと一緒に居たのに築いてやれなかった。

悔しかった……虐待、受けてたんだよね？

練習生になれば寮に入れるし、

両親と一緒に暮らさなくてもいい。

俺らと初めて話した時、Aは震えてた。

最初は“変わったヤツ”だなぁ〜って思った。

誰とも話そうとしない、関わろうとしない。

完璧に孤立してたから。

でも、人を信じれなかったからなんでしょ。

テヒョナが僕に言ってきたもん、

“ジミナ、あいつね、人を信用できないんだと思う”

それ聞いた時は、またテヒョナが4次元な事言ってる

としか思えなかった…でも、それ聞いてからは

少しずつ意識するようになって、築けば3人で

話すようになって笑い合えるようになって

そこにジョングクが来て、築けば4人になって

ホビヒョンに遊んで貰ったり、

ユンギヒョンにちょっかいかけて

だるそうな顔しながら結局は相手してくれたり

Aとジョングギは超バカだから

テスト前はナムヒョンに泣きながら勉強教えて下さいっ！

って頼み込んで、勉強してる所に僕とテヒョナが

ちょっかいかけに行ったら、ジンヒョンが

“コラっ！2人の邪魔しない！”って

オンマみたいな事言ってくるから馬鹿にしたら

耳真っ赤にして追いかけてきたし( ¯﹀¯ )

you「………ん、……」

！？

「A？目が覚めたみたいだね、大丈夫？」

you「ヒョ、ン？」

「そうだよ、A無理に喋らなくていいから」

you「で、も、他の皆、は？」

「今は交代でAの看病してたの、だから心配しないで」

you「あの、子、は？」

「僕も詳しい話は分からないけど捕まったみたい」

you「迷惑、かけて、ごめん、な、さい」

「Aが悪いわけじゃないから」

you「何で、女の子に力で、負けたの、かな」

「疲れが体に出ちゃってたみたいだね、今はゆっくり休んで、」

自分でも築かないぐらい怖かったんだ

you「ヒョン、ずっと隣にいてください。」

「うん。いるから、心配しないで」

＿僕らが守るから＿

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