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時刻はすっかり丑三つ時
晩御飯を食べ終えて、私、康二くん、目黒の順にお風呂に入ったあとは、私の手作りのおつまみと共にお酒を交した
康二くんはやけにテンションが高くて、お酒の進みもはやく今はリビングのソファで寝ている
目黒も最初は余裕をかましていたが、今は机に突っ伏している
男2人に女1人の状況で勝ち残るのが女1人って、なんか嫌だな
そんなことを考えながらも空いたお皿を台所へ持っていき、洗う
鼻歌なんて歌いながら、康二くんともし結婚できたら、そんなことを考えていた
子供は2人欲しいな、男の子と女の子の兄妹とかいいよね
家族4人で週末はピクニックとか、平和な家庭っぽいなあ
余裕ができたら犬飼いたいな
あ、あと新婚旅行は、、
自分でも笑っちゃいそうになるくらい、想像の世界に入り込んでいると、いきなり背後に気配を感じた、それと同時に後ろから抱きしめられる
｢え、｣
抱きしめられるだけでわかる、これは康二くんじゃない
泡を洗い流していたお皿を落としかけそうになって慌てる
目｢俺にじゃなくてそこに慌てんのね｣
皿を持ち直し、その皿の泡を洗い流して、乾かすところに置けば、残りの皿を放置して水を止める
｢なんのつもり｣
目｢かわい子ちゃんが皿洗いしてたから抱きつきたいなーって、ほら、お前のすきな康二くんもやってたじゃん｣
｢あんたのことは好きじゃないからやめて｣
肘を思い切り目黒の腹に入れようとしたけど、すぐにバレて手で抑えられてしまう
目｢女がそんな凶暴なことすんなよ｣
｢気持ち悪いから離して｣
目｢つれないなあ｣
目黒の右手が私の左肩を掴むと、くるんと、目黒の正面に向けさせられた
そのままぎゅーって音が聞こえそうなくらいに抱きしめられる
｢ねえ、ほんとにやめて｣
目｢俺がさ、お前のこと好きなの知ってて今まで一緒にいたんだろ｣
｢...それは、｣
目｢それは？なんだよ、続き言えよ｣
弄んでるつもりなんてない、私は友達として一緒にいたかった、康二くんの仲間でもあるし、
どんな言葉を頭で思い浮かばても、言い訳にしかならなくて、何も言えなくなる
目｢なあ、なんで俺のことちゃんと見てくれねえの｣
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美月(プロフ) - ぴぴ .さん» 宜しくお願い致します！(*｀･ω･)ゞ (2020年3月14日 7時) (
レス) id: 5099d9caf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ .(プロフ) - 美月さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです〜！！3月14日 〜 時計はもちろん、Snow Memoriesいいですね！！！書くのが楽しみになりました！リクエストありがとうございます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: f3f07ccc78 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 初めまして！ コメント失礼致します。私も「Tasty U」が大好きなので、見つけた瞬間発狂しましたw。もしよろしければ、「３月１４日〜時計〜」と「Snow Memories」を読んでみたいです！ (2020年3月13日 19時) (レス) id: 5099d9caf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ . | 作成日時：2020年3月4日 6時
