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目｢マジ疲れた｣
私たちは夕食と明日の朝の分はコンビニで買ってきてあった
部屋に戻ればすぐにご飯を食べ、彼はすっかりぐったりである
｢体力ないなあ｣
目｢お前の方が息切れしてたろ｣
｢女と男の違いですー｣
私は椅子に座って今日の写真を整理する
目｢あ、俺らって部屋一緒なの？｣
｢え、うん、分けた方がよかった？｣
目｢そりゃそうだろ｣
｢えー、ひと夏の恋とか芽生えるかもよ？｣
目｢うざ｣
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写真を見るも、なんだか納得がいかない
つい、唸り声をあげてしまう
目｢どした？｣
｢やっぱねー、表情が硬いね｣
目｢それはもう、わかってたじゃん｣
うーん、クールな表情とかは結構いい感じだけど、やっぱ笑顔がなあ
｢蓮くんって、笑えないの？｣
目｢いや、笑うけど｣
｢だよね｣
蓮くんからの痛い視線を気にせず写真を見すすめる
一通り見終われば、蓮くんの方へと行き、カメラを渡す
｢見る？｣
目｢うん、見る｣
蓮くんにカメラを渡してから、おお、とかすげえ、とかそんな言葉が部屋に響いていた
ある程度見終わったのか、彼はキラキラした目で私を見つめた
｢な、なに？｣
目｢A、すっごいわ、俺全然詳しくないけどさ、お前の撮る写真、すごい好き｣
真っ直ぐな目で言われてしまうと照れてしまう
目｢なんかさ、写真、キラキラしてるよな｣
｢きらきら...？砂浜じゃなくて？｣
目｢な訳あるか、｣
自分の撮った写真を思い返してもピンと来ない
目｢静止画なのにさ、この時のことがすぐ思い浮かべれてさ、今にも動きそうな写真でさ、、
ああ、この写真あれば、いつでもこの時の世界に戻れるな、みたいな｣
｢れん、くん｣
目｢え、なに、｣
｢...ふふ、ありがと！私ね、本当に写真撮るの好きなの、写真でしか見えない世界だよ、この子達は
私が写真撮らないと、知ることが出来なかった世界なの。なんかさ、素敵だなって思わない？｣
目｢俺らの目も記憶も限界だらけだもんな｣
そんな現実的なことだけを言ってるわけではないけど...まあいっか
｢そうそう、カメラはその限界超えてくれるよ、どんな時でも、シャッター切れば、刻まれるよ｣
蓮くんからカメラを取って、寝転がる蓮くんを撮る
｢すごく嬉しい言葉を言ってくれてありがとう、
モデルは蓮くんで間違いなかったよ｣
私の人生でいちばん素敵な夏の夜、
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美月(プロフ) - ぴぴ .さん» 宜しくお願い致します！(*｀･ω･)ゞ (2020年3月14日 7時) (
レス) id: 5099d9caf8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ .(プロフ) - 美月さん» コメントありがとうございます！凄く嬉しいです〜！！3月14日 〜 時計はもちろん、Snow Memoriesいいですね！！！書くのが楽しみになりました！リクエストありがとうございます！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: f3f07ccc78 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 初めまして！ コメント失礼致します。私も「Tasty U」が大好きなので、見つけた瞬間発狂しましたw。もしよろしければ、「３月１４日〜時計〜」と「Snow Memories」を読んでみたいです！ (2020年3月13日 19時) (レス) id: 5099d9caf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ . | 作成日時：2020年3月4日 6時
