【五条悟】惚れさせる術式の取扱説明書【呪術廻戦】

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「お、悟くん」

「……あ？」

傑くんと話している悟くんに話しかけ、こちらに意識を向ける。教室の机に散乱したお菓子のゴミを見るに、お菓子パーティーでもしていたのだろうか。まぁ、そんなことはどうでもいい。
今はこの術式を試してやりたい！



“すきになーれ！！！”


「……なんかした？お前」

ありったけの呪力を悟くんにぶつける。
この反応は術式の効果か、それとも単なる呪力を放たれた事による反応か。
分からないが とりあえずどうなるか伺ってみる事にした。

「なんもしてないよ」

「…ふーん？で、何？」

「っああ、そう そう。そろそろバレンタインでしょ。甘いもの好きって言ってるから、どうかなって……」

「義理、？それ」

「……まぁ、そうだけど」

「俺 本命が欲しい」

おぉっと もしかして、これは。
隣で話を聞いている傑君の顔がとんでもない顔になってしまっている。デカイ口 そろそろしまいな。
あんだけ私をイジッている悟くんのデレ、珍しいぞ。ちょっとだけ弄んでみたいだなんて思ったり。


「悟くんってさぁ、私の事 好きなの？」

「うん、好き。」

「へ、」


自爆した。

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