どうやらエルナちゃんには双子がいたようですよ？

第14楽章。 ページ20

貴方side


私とにゃみりん先輩が入って来た途端に目を輝かせた一宮エルナ


「ふぉぉぉおっ！えっ、ココにゃんとにゃみりん先輩⁉︎



…抱きついて良いですか？」

「無理かなぁ〜？」


一宮エルナの変な誘いにキパッと答えるにゃみりん先輩…うん。


「えっ！じゃ、じゃあココにゃんは⁉︎」

『汗臭いの嫌いです〜。』


そんな風に笑っているとツインテールの子が一宮エルナの後ろに隠れた。


「随分と仲よさげですけどなんなんですかぁ



…見た所一年生の様ですしルーキー戦でも活躍してませんでしたよね〜？」


ビミィと一宮エルナはあっちゃーと呟いている

…中々な子だねぇ。


『…で、関係…だっけ。双子の妹だけど。
あと、残念な事に昨日転校してきたんだよねぇ



…ごめんね？』


うん、言ったよ？



「…そうなんですか、…すいません。

またやっちゃいました、藤白の中に住まうdevilがぁっ！」


…間違い、中々変な子だった。


その後一宮エルナから説明を聞くと人見知りをしてしまう子らしい。


「…で、
ココにゃんはなんでここに来たんだ？」

今まで空気だったビミィがいきなり発言。



『あぁ、そうでした。



…藤白さんでしたっけ、私と対抗戦してくれませんか？』


だって一宮エルナは駄目だしビミィはうん。

…て事で藤白さん。


『…駄目ですか？
能力私、目覚めて無いんですけどね？』

「…い、いいですよ。
コテンパンにしてやりますっ！」


…決定、かな。

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