6日目 ページ7
炭治郎「もしかして、山のふもとの村に住んでいたA?」
先生「なんだ、知り合いなのか?」
『はい!冨岡義勇さんとも知り合いです!』
先生は、物珍しそうに私たちを見比べている
『そういえば、義勇さんがご飯ができたから帰ってきてと、、、、』
はっと我に返った先生は
先生「それじゃあ、炭治郎 いったん休憩だ」
と、先に家に帰ってしまった
炭治郎「はい!ありがとうございました!」
炭治郎兄は、先に行く先生の背にお辞儀をした
『炭治郎兄、行こう?』
炭治郎「あぁ」
そう言って、炭治郎兄と歩き出した
炭治郎「それにしても、Aがこんなに大きくなっていたとは、兄ちゃん嬉しいぞ!」
少し先を歩いていた炭治郎兄は私に歩幅を合わせてから、頭を撫でてくれた
『炭治郎兄に会うの何年ぶりだろう 2年ぶりかな?』
炭治郎「そのぐらいだな 皆、元気にしてるか?」
そうか、炭治郎兄は私の家族が死んだこと知らないんだ
あの時の悲劇は今でも忘れられない
今まで、無理やり記憶を消していたけれど炭治郎兄の言葉で再び蘇る
『私の家族は、、、、皆、、死んじゃった』
少しの間、沈黙する
炭治郎「すまん、聞いた俺が悪かった」
『大丈夫だよ!、、、、人は必ず死んでしまうんだもの、、、、いつかは別れが来ることはわかってたから、、、』
炭治郎「そうか、、、、そういえば、義勇さんは何を作っていた?義勇さんの料理、凄く美味しいんだよ!早く食べたいな〜」
炭治郎兄はそう言って、走ってしまった
多分、私が悲しまないように話をそらしてくれたのだろう
大丈夫だよ、私は だって先生もぎーくんも炭治郎兄もいるんだもん
悲しくないよ だから、だから空から私のこと、見守っててね
その時、風が吹いてきた
少し温もりを帯びた 優しい風だった
炭治郎「A〜!早く来いよー!家まで鬼ごっこだ!Aが鬼だからな〜!」
悲しい思いを振り払い、ぐっと拳を握り締める
『よーし!炭治郎兄なんか、またすぐに捕まえちゃうんだから!』
そう叫び、私は走り出した
ふと、先生の家の前に私の家族が見えた
気がした
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有栖川 - すみません。いろいろ調べてみたのですが、内容が荒らされていないので難しいという判断になりました。お手数ですが、この作品の元パスワードとは違うパスワードで同じ内容の新しい作品を作ってみたら如何でしょうか?。 (2020年4月28日 14時) (レス) id: 4fc08c4d5b (このIDを非表示/違反報告)
雛淡坂 いろは - 有栖川さん ありがとうございます 参考にさせていただきます (2020年4月28日 13時) (レス) id: f63fe5d63c (このIDを非表示/違反報告)
桜にゃんこ@crew(プロフ) - 雛淡坂 いろはさん» 申し訳ないのですが、このメッセージ「助けてください!!!!パスワードを誰かに変えられえたようです!!!変えた人、私の作品を返してください!!!」どうして私の作品に書いたんですか?正直言ってすごく困惑しています。 (2020年4月28日 13時) (レス) id: f7f2e0dcb3 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川 - 何も力になれないようですみません。 (2020年4月28日 13時) (レス) id: 4fc08c4d5b (このIDを非表示/違反報告)
有栖川 - 雛淡坂 いろはさん» ただの通りすがりなんですが……。少しコメントさせていただきます。 一度占ツクのヘルプを見てください。何か助けになるかもしれません。 (2020年4月28日 13時) (レス) id: 4fc08c4d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛淡坂 いろは | 作成日時:2020年4月5日 19時