ハルヒの幼馴染と愉快なホスト部［桜蘭高校ホスト部］

ホスト部に入部!? 2 ページ4

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ハルヒとホスト部員の接客を見学していると ふと鳳先輩が近づいてきた .


鏡「 各自の特性を生かし お客様のニーズに応えるのが方針でね ちなみに環がうちのナンバー1だ
当分君は雑用係だ 逃げるのは自由だが我が家には有能なスタッフが揃っててね 君パスポートもってる? 」


ハルヒ ハルキ (( 脅迫だ ))


環「 しっかり100万円分働いてね ダサ岡くん
で 櫻庭くんにはレクチャーをしてあげよう 」


『 え やらないとだめなのか? 』


ハルキが嫌そうな顔で環を見ると 勿論! とアングルやらなにやら立派なテクをハルキに教え込んで行く .


環「 ダサ岡くんも学ぶといい! 」


ハ「 基本的にそーゆーの興味ないんです
大体どうでもよくないですか 男とか女とか外見とか こんな部があることもさっぱり
人間大事なのは中身でしょ 」


環「 確かにな , 神様は時として外見も中身も完璧な人間を生み出してしまう .. 云々 」


『 あーなんだっけ こういう人に適切な言葉があったはずだな 』


環が云々と力説している間ハルヒとハルキが頭を抱えていると ふと思い出したように声を揃える .


ハ「『 うざい 』」


双子「 ぶわっはっは 強者だわ 」


ハルヒと共に双子に笑われながらハルヒはなんとか環の機嫌を直している ,


『 外見とか性別とか ハルヒはそーゆーところで人を見てるんじゃない だから好きだ 』


鏡「 君と藤岡くんの繋がりには興味がないが なぜ君は藤岡くんに合わせる? 」


ハルヒと環のやりとりを遠目に見ながらハルキはそれまで無表情だったがその時は優しい笑みを浮かべた .


『 ハルヒといると強くなれる気がするんだ 自分は人より意思が低いらしい でも ハルヒは自分を確かな道に乗せてくれるんだ 』


鏡「 ... 」


『 あ ハルヒがおつかいに行くみたいだから自分もいってきます 』


ハルキの走って行く背中を見ながら鏡夜はフッと笑みを浮かべ 少しだけハルキに興味が湧いたのはここだけの話 .


環「 これが庶民コーヒーか! いざ ご賞味あれ 」


「 お父様に怒られちゃう 」 「 ちょっと怖いわ 」


令嬢たちがコーヒー片手に少し不安そうにしていると コーヒーを配り終えたハルキが1人に近づく .


『 何事も最初は勇気だ 君が飲めるように心を込めていれたから 少しでも飲んでみなよ 』


緩く笑みを浮かべそう告げるとホスト部また令嬢一同が驚くように頬を染める .


環 双子 ハニー「「 か かわい!! 」」


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