色んなのごちゃ混ぜ《短編集》 (ページ4)

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なんだかんだいってさ【東京喰種】(リゼ) ＊男主ですページ4

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食場を荒らしにきた彼女、もとい大食い、リゼと戦ったのが彼女との出会いであった。

『ふふっ、貴方、強いのね。』

『君もね。』

こうやって、意気投合してたっけ。

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「ねぇ、リゼ。」

「なに？A。」

お菓子の目玉を、食べるリゼに俺は問う。

「…何で俺の膝にいるのかな？」

…俺は何で君を "だっこ" してんのかな？

「いいじゃないの。」

「何でだよ」

はぁ、とため息つくとリゼは顔だけこちらに向いた。

「……何？」

「…今日、トーカと出かけていたわよね？」

「…あぁ、あれは修行を手伝っていたんだよ。」

不満そうな彼女にもう一回問う。

「……だから何だよ？」

「私って、意外と独占力…強いわよ？」

そういい、

キスをされた。

(独占、って、……はぁ、君ってつくづく意味わかんない。)

(好きよ、A)

(あー、はいはい。)

(…Aは？)

(…ふ、さぁね。)

もう一回キスをしたのは言うまででもなかった。

なんだかんだいってたさ、俺もリゼのことが、…

「好き。」

なんだよ。

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