色んなのごちゃ混ぜ《短編集》 (ページ3)

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あいじょう【東京喰種】(鈴屋什造) ページ3

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僕のお気に入りのAが重症を負って、ベットに横たわっている。

……辛うじて…、意識があった。

「A…、」

僕は、話しかけた。

「じゅー、ぞー？」

弱々しい声になぜか悲しくなった。……僕は何でこんな悲しいのだろうか、

「…っ！」

「A、僕…辛いです。こんな思い、知らないです…、」

「……」

黙って聞いている、A。

「何で、そう無茶をするです？」

……痛みなんて忘れた筈なのに。

何でこんなに、心が痛いです？

わからない、わからないですよ、A。

「…あ、はは…っ、くや、しぃーな…。わた、しの…、パートナー、ね？死んじゃった、の…っ！」

いっつもAに付きまとってたアイツも、うざかったはずなのに。

心にぽっかり穴が空いているようだった。

…こんなこと思うの、貴女に出会ったからですよ？

「も、いやだよ…っ、」

泣きそうなA。

いつも笑顔だった、A。

クッキーも、ケーキも…幸せも、悲しみも…感情というものも含めていっぱい貰ったのに。

僕は貴女に何かしてあげていたです？

……ッ！！！

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「僕が………ッ！！僕が…Aを、守ります…！死ぬまで…！

一生……！！」

決めた、

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今度、僕が愛情をあげます。

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