とうしろう2【ブリーチ】 ページ2
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「……市丸ギンか?」
「はははっ何で?飲み仲間だよ?」
ふふふ、とおかしく笑うA。そんな彼女にムッとしながら冬獅郎は問いかける。
「…元彼じゃねえか。」
「……まぁねぇー、でも、その人も駄目っだったんだよ、結局は。」
「……そう、か…」
「…そういう冬獅郎はどーなんだ?いるのかいるのか?」
「…っい、いねぇよ!!」
ばっといきなり立つ冬獅郎ににや〜とニヤつくA。
「いるんだ?」
「…っぅ、」
少し顔を赤くする。
「…そっか。まぁ、青春を楽しめ!私、帰るね!ばいばぁ〜い」
と、帰ろうとするAに思わず手を掴み止めてしまった。
「…ん?」
少し驚く彼女に自分のしたことにとても驚く彼。
……しばらく時間が経ち、しびれを切らしたAは冬獅郎に話しかける。
「…とーしろー?」
彼女の、甘ったるい、だが、どこか凛とした透き通る声が冬獅郎の意識を覚醒させた。
……意を決した……!!
「…っお、俺は、Aのことが、すす、好きだけど、……チビでカッコ悪い。」
「…うん?」
「釣り合うように頑張るから…!俺じゃ、駄目か…?」
考えるそぶりをする。
とても不安のまま、彼女見た。
…そして、Aの口がゆっくりと開いた。
「いーんじゃない?」
「…え?」
「私、冬獅郎と付き合ってみるよ。ーーー落としてよ?」
「……望むところ!!」
冬獅郎は掴んでいた手を自身のところへとひっぱり、そのまま……キスをした。
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(まぁ、もとからとーしろーのことすき、なんだけれども…、いーや、舌、入れよー)←
「…〜ん!?///」
「落とせるかなぁ〜?」
(うん、このままで少しいてみようかな……なんてね、)
「す、好きだ!A!」
「へ〜?」
(私も好きだよ。)
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作者名:125 | 作成日時:2016年1月20日 1時