・ ページ4
正直、何も変わらないと思った。
最初だけ歓迎されて、日がたつにつれて、虐められる。結局、変わらない。
母「次の高校、楽しみにしててほしいわ！」
そんな言葉を言われたのは初めてだった。
前までの高校は、
母「また…不安だわね…。」
とか言ってたのに…。
詩「…うん。分かった！」
母さんを信じて、新しい高校へと向かった。
─────────────────────────────────
私が学校に着いたのは、まだ、誰もいない時間だった。前の高校の癖で早く来すぎたのだ。
まぁら別に、早い事は悪いことじゃないだろう。
しかし、この高校…広すぎて、職員室が分からない!？
キョロキョロと周りを見て、図書室を見つけたが、ここは一番端だ。一体、どこにあるんだろうか…。
？「あれ…？君は？見たなことないけどもしかして、転入生の子？」
急に後ろから話し掛けられてビックリする。
さっきまでいなかったのに…。
詩「あっ…はい。今日から転入してくる、夢咲詩と申します。」
ないこ「そんなかしこまらなくて良いよw。俺は桃宮糸！皆からはないことか、ないくんとか呼ばれてるよ。」
詩「えっと…ないこ…さん。」
初対面は、良い人だろうな。その内、虐めになるだろうけど。
ないこ「んで…何でこんなところにいるの…？」
恥ずかしいけど言うしかないか。
詩「えっと…校舎が広すぎて…職員室って…」
ないこ「あぁw。道に迷っちゃってたのかww。おっけ、案内するよ。」
そう言って、優しく道案内をしてくれた。
そ〜っと、割れ物を扱うように、ゆっくり丁寧に教えてくれた。学校のこととか、放課後どうするとか。
前の学校のことに触れてこないから、更に優しさを感じる。
ないこ「ここが職員室だよ。じゃあ、また会えたら良いな！じゃあね！」
詩「ありがとうございます。」
ないこさんと別れた後、職員室へと入る。
詩「失礼しまs」
担任「おぉぉぉぉ!!とうとう来たか！早いな！来てくれて嬉しいよ！」
詩「えっ…あっ、はい？」
いきなり大声で歓迎される。
周りの職員たちも、拍手をしていたり、大声で叫ぶ人もいた。
担任「じゃあ、この紙に自己紹介カード的な感じで書いてくれ！真っ白で悪いな…。」
詩「えっと…全然…大丈夫…です。」
とりあえず、適当に書いとけばいっか…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご - 玲音さん» ありがとうございます！頑張って投稿していくので、これからも暖かい目でご覧頂けると嬉しいです！よろしくお願いしますっ…！ (5月14日 8時) (
レス) id: 9e07eeed29 (このIDを非表示/違反報告)
玲音 - 初コメ、失礼しまーす！読みました！面白かったです！これからも頑張ってください! (5月13日 21時) (レス) @page3 id: 6033832bf7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんご | 作成日時：2023年5月13日 21時
