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怖い。
そのふた文字が頭の中を暴れまわり、声も出なかった。
いふ「何やってるんですか?その子に」
その時、いふが来た。
B「遊ぼうとしてただけだよー?」
C「ツレ?彼氏ヅラ?ww」
い「すいません、その子俺のツレです」
いふにぐいっと腕を引かれ、腕を引き剥がされたA。
い「彼氏なんだから彼氏ヅラすんの当たり前じゃないですか」
あのあと男たちは捨て台詞を吐きながらどこかへいき、いふは私を振り返った。
そこで言った言葉が、
い「A、俺いないと何もできないの?」
だった。
安心した私は、泣き出してしまい、いふがオタオタし始めた。
『・・・っ』ポロポロ
い「え!?いや、そういうことちゃうやん!泣かんといて・・・?」
いふに抱きつき、涙声で「ありがとう・・・」と呟く。
いふも私を抱きしめ返して、
「ほんまにAになんかあったら、って怖かった・・・」
と安心したように息を吐いた。
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それ以来、知らない男性に声をかけられたりするのは苦手だし、声をかけられない。
全員がそんな人じゃないのは分かっているけど、どうしてもトラウマが蘇ってしまう。
なので、ないこ兄といふ、お父さん以外の男性は苦手になった。
いれいすメンバーさんたちが怖くなかったのは、ないふの二人が彼らを信用しているのと、推しだったことが大きいと思う。
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い「・・・ちょっとは落ち着いた?」
『・・・うん、ありがとう』
い「ん。・・・さっきさ、久しぶりにいふくんって呼んでくれたね」
『・・・そうだっけ』
い「うん。最近はずっと「おいいふ!」って感じだったじゃん」
『いふくんの方が嬉しい?』
い「んーん、Aの好きな呼び方が一番嬉しい」
『そっか。・・・なんで居たの?』
い「ないこたんの家から帰ってくる時に通りかかった」
『そうなんだ。ありがとう』
い「どういたしまして」
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いふくんの溺愛モノにしようかな、この作品←
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猫宮なふ - たんぽぷさん» えええっっ課題ですか!?笑 めっちゃくちゃ嬉しいですけど学業も一緒に頑張りましょ!!!笑 (11月20日 22時) (レス) id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぷ - 神ぃ…神というか天国。明日までの課題、何も手を付けてないのが2個もあるのになふさんの作品を読むのを優先するくらいには天国。やっぱなふさんだいすしだぁ…!! (9月21日 18時) (レス) id: bbb983d2d2 (このIDを非表示/違反報告)
なふ(プロフ) - 和栗さん» ありがとうございます!!!うれしい、、! (5月17日 14時) (レス) id: 8e855be136 (このIDを非表示/違反報告)
和栗 - え、、控えめに言って神?? (5月17日 0時) (レス) @page18 id: 0fea856e4e (このIDを非表示/違反報告)
なふ - なぎさん» なんか安心しました!(??) (2023年4月26日 23時) (レス) id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫宮なふ | 作成日時:2023年4月5日 13時