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オレオール
大陸のはるか北の果て
この世界の人々が天国と呼ぶ場所
魂の眠る地オレオールにたどり着いた
そこは多くの魂が集まる場所で
私はかつての戦友たちと対話した
フリーレンの先生。フランメの手記に記されていたらしい。そこに行くべくあの10年かかった旅路を辿る物語。
ここはのどかな村。人々は平和にすごし、子供たちは遊び回っている。
平和なはずだ。
「あんたら峠道を超えるつもりだろ。」
そこの村人の女性に話しかけられる。
「やめといたほうがいいよ。もう、何人も行方不明になっているからね。」
「魔物でも出たの？」
「幽霊どもに連れ去られたって話さ。実際に見た連中もいる。」
「アンデッドかな。」
フリーレンは続ける。
「その幽霊の見た目って分かる？」
「そこまではね。」
村人の女性はお手上げと言わんばかりに手を上げる。その後、被害にあった人達に聞いて回った。
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「おねーさんおっきー！！」
「わたしもいっぱい食べたら大きくなるかな！」
「どうかな。睡眠もしっかりとったらいいと思う。」
「意外に長寿様って知られていないのですね。」
「うん、普通会えないし、見ることもないからすごく身長が高い人って思われてる」
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「話をまとめると、」
死んだ身内や知り合いの幽霊が目撃されていて、
どれも生前の姿のまま
「話しかけられたと言う人もいたようですね。」
「アンデッドの仕業ではないね。」
「うん。」
フェルンは少し驚く。
「そうなのですか？」
そう。アンデッドは魔法で操られた死体の総称のこと。
ゾンビやスケルトンがわかりやすい。
あくまでも“死体”なのだ。
今回は生前の姿のままだった、
死体ではそうは見えない
つまり、これは全く別の系統の魔物の仕業だ。
「お二人には心当たりがありそうですね。」
宿の部屋の前についたときにフェルンが言った。
「悪趣味なやつだから出会わないように気をつけないと。」
「フリーレン。フェルンが思っていることを聞いてあげて。」
フリーレンの両肩を掴んでフェルンと向き合わせる。バッチリと目を合わせた。
「フリーレン様。村の人たち困っていました。」
「ヒンメルたちみたいなこと言うね。」
「私はフリーレン様とは違っていい子なので。」
「まあ、フェルンがいいならいいか。」
どうせ峠道は通る。そのときに討伐でもなんでもすればいい。明日は朝イチで村を出よう。
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ハノン(プロフ) - ぽえたたさん» 「ぽえたた」さんありがとうございます！いいものが書けるように頑張ります!!! (4月15日 16時) (
レス) id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
ぽえたた(プロフ) - 続きが凄く気になります、、！更新頑張ってください！ (4月14日 19時) (レス) @page6 id: e9bc018e39 (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - あかいりんごさん» 「あかいりんご」さんありがとうございます。良いものを書けるように頑張ります🫶🏻 (3月24日 7時) (レス) id: b1aa25fb33 (このIDを非表示/違反報告)
あかいりんご - とても面白いです！更新頑張ってください☺️ (3月24日 2時) (レス) @page7 id: 73d1ffd850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハノン | 作成日時：2024年3月15日 10時
