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長瀬side
「はぁ…」
北「長瀬〜何溜め息ついてんの？」
「え、俺、溜め息ついてた？！」
北「気付いてないの！？え〜珍しい！なんかあった？」
「いや、別に！」
……なんて嘘。
きっとこの溜め息の原因は、あの先輩だ。
最近、廊下で先輩とは会わない。
前は、お昼に誘ってくれたり、
帰りやテスト後に、タピオカ行こ！とか。
廊下じゃなくても話してくれてたのに、
ここ数週間何も無い。
テスト終わったはずなのに憂鬱なままなんだ。
…まさか、俺のこともう飽きたとか？
「何してるんだろう、」
なんて、気付いたら声に出るほど
彼女の存在は俺の中で大きくなっていたみたい。
「俺から会いに行く、かな、」
このままだと、特進コースなのに勉強が手につかないので、
お昼に先輩の教室へ行ってみる。
いつも先輩からだから、たまには、、
なんて、本当は期待と不安でいっぱいなのに精一杯、自分に強がって先輩の教室へ向かう。
「失礼し、…」
失礼します、そう言って教室の中の先輩を探そうと思ったのに。
『あはは、深田くん、ほんと好きだね〜笑』
深「いや、俺、マジなんだって！笑」
……目と耳に入った、先輩と笑い合う男の先輩。
"好き"
その２文字に、苦しいくらい胸が痛んで、
いつもの屋上へ逃げる。
友「あれ、長瀬くん、？」
と唯一、俺に気付いていた、先輩のお友達さんが、
俺の存在を彼女に伝えているとも知らずに。
--
友「ねぇ、A〜
さっき、長瀬くん来てたよ？何か、凄い顔して走ってっちゃったけど。」
え、ななせ！？
購買に行っていた友達から発せられた名前に、頬が緩む。
てか凄い顔って何だろ、風邪とか！？
『え！うそ！てか凄い顔って！？』
友「いや、何か、驚いたような悲しそうなそんな顔？笑」
『んん？分かんないけど、お昼を誘いに来てくれたのかも！
…2人ともごめん！今日は2人でご飯食べて！』
深「えぇ、ちょっ…！」
友「わ、分かった笑」
とりあえず、追いかけなきゃ、とお弁当を急いで包み直し、
友達に恋心を抱く彼に小さく『頑張れ、』とだけ伝えて教室を出る。
『んー、やっぱり屋上かな、』
念の為、彼の教室へ行くけど居なくて、
屋上への階段を駆け上がる。
『あ！居た！なな、せ…？』
やっと見つけた彼は、初めて見る悲しそうな顔をしていた。
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みけけjack(プロフ) - popoさん» popoさんありがとうございます！すみません、Gですよね、！普通に確認ミスです…！直しておきます、御指摘ありがとうございます！いつもありがとうございます！頑張ります！^^ (2020年11月20日 7時) (
レス) id: 22318dcc9f (このIDを非表示/違反報告)
popo - 湧くんはFじゃなくてGじゃないでしょうか、、、？？？いつも楽しく拝見しております。頑張ってください！ (2020年11月20日 1時) (レス) id: 9a01b73468 (このIDを非表示/違反報告)
みけけjack(プロフ) - なおさん» なおさんありがとうございます！わ~そうですよね！完全に見落としてました。。ご指摘ありがとうございます、直しておきます！すみませんでした(汗) (2020年11月10日 7時) (レス) id: 22318dcc9f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 皇輝くん赤じゃなくてマゼンタですよ〜 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 8a8e7bb125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけけjack | 作成日時：2020年10月27日 22時
