元恋人 × G ( ﾑﾗｻｷ ) ページ18
.
檜山side
「はぁ…」
高校に入って、２回目の秋。
俺は未だに、溜め息をついてばかりだ。
青「ねぇ、また溜め息ついてんの？いい加減、諦めなって〜」
「そんなの分かってるけどさ、、」
俺の溜め息の原因を知っている、幼馴染の青木滉平。
高校に入ってから、事あるごとに溜め息をつく俺に呆れているんだろう。
帰ってくるのはいつも同じ言葉だ。
それでも無視はしないんだから、かなり優しいやつだと思う。
……歳上だけど。
青「自分が悪いんでしょ。
…そういや、この前の彼女、どうしたの。」
「あー。別れた、」
青「…ほんとにさ、せめて、同じタイプとか選べないの？
毎回言ってるけど、忘れられないくせに全く違うタイプと付き合おうとするからいけないんじゃない？」
「無理なんだって、あいつと違うタイプの子しか好きって言ってくれないんだって、」
青「だーかーら、自分から行くの！そういう子居ないの？」
「…居ない。普段女子と話さないし。」
青「ほんと、なんでモテるのにそういう所ダメなんだか…」
俺は本当のとこ、モテるとか正直よく分かんない。
確かに、女の子は結構告白してくれるから、
その中でも、ちゃんと考えた上で、
話したことある子とかとは付き合ったりもする。
……そうすれば、いずれ好きになれるかなって。
でも、楽しいとかいう感情がまるで生まれないし、
むしろ苦痛なことのが多い。
そのせいで、
「檜山くんは、私のこと本当に好きなの！？」
って振られる。
だから、モテてるのか？と思ってしまう。
…そういうの、全部めんどくさくなってしまうんだ。
…あいつは、真逆だったから。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「少年忍者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みけけjack(プロフ) - popoさん» popoさんありがとうございます！すみません、Gですよね、！普通に確認ミスです…！直しておきます、御指摘ありがとうございます！いつもありがとうございます！頑張ります！^^ (2020年11月20日 7時) (
レス) id: 22318dcc9f (このIDを非表示/違反報告)
popo - 湧くんはFじゃなくてGじゃないでしょうか、、、？？？いつも楽しく拝見しております。頑張ってください！ (2020年11月20日 1時) (レス) id: 9a01b73468 (このIDを非表示/違反報告)
みけけjack(プロフ) - なおさん» なおさんありがとうございます！わ~そうですよね！完全に見落としてました。。ご指摘ありがとうございます、直しておきます！すみませんでした(汗) (2020年11月10日 7時) (レス) id: 22318dcc9f (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 皇輝くん赤じゃなくてマゼンタですよ〜 (2020年11月10日 0時) (レス) id: 8a8e7bb125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みけけjack | 作成日時：2020年10月27日 22時
