眼鏡ちゃんはユキオンナ。~第4章~

. ~幼馴染編~ ページ15

.
猪狩side



あ「蒼弥おめでと！いや〜もう2人が18歳とか考えられないなぁ(笑)もう選挙とか行けるんだよ！？やば、」




急に家に来たかと思えば、
饒舌に母親みたいな事を言い出す幼馴染の1人、あーちゃん。


たまたまオフだった俺は、
このご時世だ、遊び相手も居ないだろ！と、誕生日会をさせられる羽目に。

そして勝手に親が誘ったあーちゃんが目の前に居るのだ。




あ「ちょ、聞いてる？私、祝福してるんだけど？」


猪「いや、急に来て喋り過ぎだし。途中から親みたいだったよ」


あ「そりゃ、若干2人よりは年上だからね。ずっと見てきたら親の様な気分になるのよ、」


猪「１ヶ月で年上ぶんなしw」


あ「まぁそこは気にしない(笑)はい、これプレゼント！」


猪「お、ありがと！開けてい？」


あ「どーぞ？w」



少し高そうな箱を受け取り、
包みを慎重に開けると、そこには少し大人っぽい時計が。



猪「え、時計じゃん！めっちゃ良い！こういうの欲しかったんだよねぇ」


あ「知ってるw
ちな、これ3人でオソロだから！アイドルとオソロとかどうかとは思ったんだけど、まぁそこは幼馴染特権ってことで？w」


猪「うわ〜(笑)」


あ「ね、いっちゃんは？」


猪「あー、仕事じゃね？忙しいみたいだよ」


あ「そっかぁ、いっちゃんも頑張ってるのね〜」


猪「だから、親かよってw」



なんていつものように喋っていると、



○廉「お邪魔しまぁす！」



元気な声が2人分、玄関から聞こえた。

この声は、、



○「あ、居た！蒼ちゃんおめでと〜！」


廉「ガリさん、おめでとうございます！」


あ「え、廉も来たの！？」



噂をすればってやつで
何故か仕事で来れないはずのいっちゃんと、あーちゃんの弟、久保廉。



○「ふふ、仕事帰りばったり会ったから、一緒に行こーよって廉ちゃん誘っちゃった(笑)」


あ「いっちゃんナイス！廉〜今日は会えないかと思ってたよぉ、」


廉「姉ちゃん近い(笑)」


猪「てか、いっちゃん達来れないんじゃなかったの？」


○「んー、そうなんだけどね、皆が、誕生日くらい幼馴染と楽しんでこい！って早めに終わらせてくれたの！」


廉「僕も早く終わりました！」


あ「やっぱ、スノさん良い人だね〜
良いなぁ、嬉しいよ私は。幼馴染が素敵なメンバーさんに恵まれてて」


猪「だからさぁ、親なんだよ発言がw」


○廉「あはは！！」



暫く談笑して、食事をし、
幼馴染やその家族達と共に何だかんだ楽しい誕生会になったとさ。



.

. ~すの日常編~→←.青い鳥。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す