【暗殺教室】小さき過去を弾に込めようか。【イナGO】 (ページ18)

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Game 17 ページ18

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私は１つ大きく息を吸った

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「だって！！可愛く見えたんだもん！年下だし！先輩としてお願い事聞いてあげたいじゃん！？恋愛的に好きじゃなくてもさぁ！アレは駄目だよ可愛いって！！『ダメですか？』は反則だよ！！！！！」

「「「…………」」」

カルマくん達からの冷めた視線が突き刺さる

めちゃくちゃ痛い。けど事実だし仕方ない

赤髪の彼はじっくり思考した後、ゆっくりと口を開いてこう告げた

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赤羽「……年下好き？」

「それだけは言わないでほしかった！！！」

殺せ「つまり認めると……」

「……分かんないですよ。は、初恋なんですもん……」

よく女子間で年上派か年下派かなんてあるけれど、私は正直年下だから好きになったとかではない。断じて。

相手が霧野くんだからこそ好きになってしまったわけで。それがたまたま年下だったってだけ。

もし同い年だったら……って考えたことはあるけど、私が霧野くんの学年になるのと彼が私の学年になるとでは、やっぱりちょっと違う気もする

それに同い年といって、私がサッカー部に所属してるかどうかも分からない。逆に先輩後輩の関係だって、サッカー部に入ってなかったら生まれてなかったはず
そう考えると実に不思議だ

磯貝「…………」

赤羽「ま、Aちゃんがショタコンじゃないのが分かったことだけ良いかな」

「どういう意味」

殺せ「おっと！もう最終下校時間が迫ってきています！！親御さんが心配する前に帰りましょう！」

「今話逸らしませんでした？」

とはいえもう5時過ぎだ。
部活動が不可能とは言え、流石に長居しすぎたかもしれない。

赤羽「じゃあね〜先生、ほら帰るよ」

「ぐっ……襟掴まないで！じゃあ先生さようなら……！」

殺せ「はい、お気をつけて」

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磯貝「…………」

殺せ「……どうかしましたか？」

磯貝「いえ、あの2人……仲良いんだなって思って」

殺せ「ふむ……ですがまだ2日目です。スタートは確かに肝心ですが、追い越すことだって追い抜かれることだってありますよ」

磯貝「……はい」