【暗殺教室】小さき過去を弾に込めようか。【イナGO】 (ページ13)

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Game 12 ページ13

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翌日のこと

「「「「「さて、始めましょうか」」」」」

……何これ

殺せんせー曰く、分身を使って1人1人の苦手科目を個別に教えていくとのこと
……ナルトが混じっているのは気のせいだと思う

私に前にいるのは国語の先生

進学校なので恐らく雷門より進んでいるにちがいない、てか進んでた
それを昨日の授業で嫌という程思い知った、それは全科目においても言える

そのために今日の放課後、殺せんせーが椚ヶ丘のカリキュラムで個別指導してくれるとのこと。有り難い

殺せ「まずは古典から行きましょうか。古典はどうですか」

「得意ってわけじゃないですけど、現代文に比べたらマシかもしれません」

殺せ「なるほど……ですが油断禁物！試しにテスト範囲とされてる単元を解いてみましょう。古文の方のテキストの25ページを開いてください」

言われた通りに開いてみると、そこにはいくつかの和歌が載っていた

そこで目に留まった、1つの歌

『あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る』

おっ、流石進学校
百人一首に載っていないところも範囲なのか……

……じゃなくて！

「わざとですか？」

殺せ「ヌルフフフ……何のことでしょう。前の学校の男子生徒と一緒にいたところなんて見てないですねぇ」

「しっかり見てるじゃないですか！あと別にアレは人目なんて気にしないですし！！この状況的にも向こうが元カレみたいになってきてますけどそんなんじゃないですし！」

殺せ「先生は別に人目を気にするものとも言ってないですけどねぇ、しかも男子生徒としか言ってないですけどねぇ」

「くっ……」

なんだろう、これが殺意というものか

目の前のタコをどうしようか考えていると

殺せ「にゅやっ！？」

「ひっ……」

急に先生の顔が酷いことに……なんか形がぐにゃって
正直怖い

でも何でいきなり……

殺せ「「「「「急に暗殺しないでくださいカルマ君！それを避けると全部の残像が乱れるんです！」」」」」

隣の彼か……

「暗殺なんてまぁ……」

赤羽「いやあ～まさかこうなるとはねぇ～」

反省する気ないなこの男……
雷門にもいなかった特殊なタイプか

実際テスト期間だし、まあ我関せずの精神で行くべきだろう
関わったら大変なことになる気がする

赤羽「ところでAちゃんさぁ、元カレってサッカー部の人のこと～？」

今の私の考えはフラグだったのか……

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