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※二話 ページ3

「君……何者?」


Aは喜びに沸き立った、だがただ助けを求めるだけではつまらないと思い矢を構えた


「人に名前を聞く前に自分から名乗りなさい」


五「あーハイハイ」


少々面倒くさそうに答える


五「五条悟、呪術師やってんだ。はい、名乗ったよ」


「そう、私は神代A」


そう名乗った瞬間に五条悟の耳スレスレに構えていた矢を射った


五「なに?敵対する気満々って感じ?」


「敵対する気はないわ、ただの力試しよ」
「大丈夫、殺しはしないから」


五「はっ、僕これでも最強なんだけどな」
「……それに僕に矢は当たらないと思うよ?」


そんな余裕ぶって、いや、実際A程度余裕なのだろう、だがそんな余裕は崩されることとなる


「あら、じゃあ試してみる?」


そういってAは弓を引き絞った


五「やれるもんならやってみなよ」


相変わらずの余裕ぶりだ


「じゃあ遠慮なく」


そういい限界まで引き絞った矢を五条の肩目掛けて射った


その矢は五条の予想に反して無下限を通り抜けAの狙い通り肩に突き刺さっていた


予想だにしなかった痛みが五条を襲う


五「なにこれ(なんで無下限が通用しない?)」

「私のそれ、呪力じゃないから」


そう言い放つ
次の瞬間、五条は膝をついた
五条の肩からはジュワジュワと肉が溶けているかのような音とともに激痛が走った


Aは慌てて近づいて袖の中から手のひら程の赤い液体の入ったガラス瓶を取り出した


「これ飲んでください」


五「……そんな怪しいもの、飲めるわけないでしょ」


と抵抗する五条に痺れを切らしAは言葉に霊力を乗せて言った


『大人しくこれを飲め』


すると五条はAの言う通りその液体を飲んだ


五「(痛みが消えた……)何を飲ませたの」


「敵対する気はないって言ったでしょ?」


「私の血を改造したやつ。それを飲んでいない人は私が触れただけで溶けてしまうし、私の霊力でも溶けてしまうの」


五(ははっ、こいつは規格外だ。それに呪術師らしくちゃんとイカれてる)


五「君さ、呪霊は祓えるんだよね?」


「ええ、もちろん」


五「ならさ、僕と一緒に来ない?」

※三話→←※一話



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設定タグ:呪術廻戦 , 狗巻棘   
作品ジャンル:恋愛
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レナ(プロフ) - 本誌で狗巻くんがしんどくなったので主は死にました探さないでください (2022年1月13日 13時) (レス) id: 2ea5efc9f9 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 主は狗巻くんの腕がなくなって悲しすぎたのでしばらくTwitterに逃げようと思います。短編をTwitterにて上げているのでよろしければご覧ください (2021年2月6日 23時) (レス) id: 2ea5efc9f9 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - 続きはやく読みたいです(^o^)(^o^) めちゃくちゃ面白いです\(^o^)/ (2021年1月28日 16時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - 最初の方で特級呪術師って言ってるのに後の方で特級呪術師って気付いてない設定になってましたよ! (2021年1月19日 9時) (レス) id: a800c4b853 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 勿忘草さん» ハザマさんは三輪ちゃんくらいしかないですからねwwだいたいピトーやコルトピと同程度と思っていただければ(´>∀<`)ゝ))エヘヘ (2021年1月2日 16時) (レス) id: 2ea5efc9f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レナ | 作成日時:2020年12月15日 23時

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