42話 ページ1
何とか無事家に帰り、昴さんがまだ帰宅してないことを確認すると書斎へ向かい私はただ黙々と本を読み続けていた
とあるミステリー小説の上巻を読み終わり下巻を取りに行こうと椅子から腰を上げ本棚に近付いた時静かに扉が開かれた
「…おや、ここにいたのですか」
「あ!昴さん、おかえりなさい〜」
そう言うと、ただいま戻りましたです なんて昴さんが笑って言うもんだから
真似された!って言うと昴さんはふふと愉快そうに笑った
…こいつ、楽しんでやがる
「ところで何故書斎に?」
昴さんは少し笑った口元を残しながら書斎に入ってくると私の隣に立ち目の前にある本棚を眺めた
「凄い暇だったのでここにある本を読破していってました」
まだ10分の1すら読んでないと思いますけど、と付け足すと
でしょうね、って返された
どういう意味だコラコラ
「本が多いですからね、この家は…」
「あぁ、そういうことか…」
どういう事だと思ったんですか?と首を傾げる昴さんに気にしないでください、と言うとさっきまで読んでいた本の下巻を手に取る
「あ、昴さん!今日の晩御飯何ですか!」
「ビーフシチューにしようかと…」
煮込み料理きたァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙
「ほんとですか!ビーフシチュー好きなので嬉しいですふへへへ」
「そうですか、なら良かったです」
昴さんは少し待っててくださいねと言うと私の頭を軽く撫で書斎を出ていった
…何だ今の通り魔的犯行
ウォォン沖矢昴(赤井秀一)しんどいッッ
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ゆーり - 本当に面白いです!!笑笑安室さんとの会話がコントみたいで面白いです!めっちゃ応援しています!!これからも頑張って下さい!! (2019年7月2日 21時) (レス) id: 90f7c4fbb7 (このIDを非表示/違反報告)
のん@天使から墮天使のウオタミ(?) - バタ子さんは笑えました。(真顔)てっきり、ア●パ●マ●かと…← (2019年3月21日 0時) (レス) id: 5bc91f0494 (このIDを非表示/違反報告)
あざか(プロフ) - 初コメ失礼します!しりとりすごいなって思いました!笑 (2018年6月16日 2時) (レス) id: b72f39f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - 塩キャラメル。さん» こちらの生産するジンニキは天然属性となっております!!可愛いネ!!!多分全く情報出てこないし何ならアンパンマソの方が出てきてンンンってなってそうです (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - 林檎さん» バタ子で腹筋が死ぬ人続出してますね(ニヤケ)腹筋のいい運動になったでしょうか?(なんだその返しは) (2018年5月30日 18時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狗子 | 作成日時:2018年3月1日 19時