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子猫との出会い ページ9

A「なんで、その人を?」
沖矢「いえ、特に理由はないんですが、、、
ちょっとした頼まれ事がありましてね?」




彼はメガネをクイッとあげると俺を睨みつけた



だけどそれは一瞬で元の顔へと戻った





沖矢「私の勘ではありましたが、勘違いでしたね」



A「はぁ、、、あの、もういいですか?」
沖矢「ええ、構いませんよ。お時間取らせてしまって申し訳ない」
A「ストーカー行為みたいなことしてよく言えますね」
沖矢「おや、これは手厳しい」




睨みつけたが俺の方が圧倒的に身長が小さいため笑われてしまった




沖矢さんの横を通り過ぎ家路へとついた
















A「はぁ、あの人なんなんだ?」




イヤホンで音楽を聴きながら帰っているといつも通る公園の滑り台の下にダンボールが置いてあることに気がついた



いつもなら気にしないだろうが、少し気になってしまった


ダンボールの中身を除くとそこには、、、、






子猫「にゃぁ〜」
A「猫ちゃん、どうしたんだ?1人か?」



多分捨て猫だろう



A「うち、、来るか?」
子猫「にゃぁん!」
A「お〜、よしよし」


子猫を手に取り抱いてみると少し温もりを感じた




A「名前は、、、」



ちらりと子猫の入っていたダンボールを見ると青森県産リンゴと書かれていた




A「りんご、、、なんてネーミングセンスないよな(笑」
子猫「にゃん!」
A「お、気に入ったか?よしよし、お前はこれから"りんご"だ」


ダンボールを片手に子猫改め、りんごを抱いて家へと帰った




A「餌は、、、もう10時近いからスーパーしまっちゃいそうだから、ホットミルクでも作ってやるからなぁ〜」
りんご「にゃ〜ん」

緊急事態→←金髪の彼は俺に



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作者名:乾狩 | 作成日時:2022年5月5日 10時

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