金髪の彼は俺に ページ8
安室「お待たせしました。フレンチトーストです」
金髪の彼、いや、安室と言う店員はフルーツや生クリームで鮮やかに盛り付けられたフレンチトーストを器用に3人分運んできた
園子「うわ〜！美味しそ〜」
蘭「フルーツもトッピングされてて
オシャレですね！」
A「甘い匂いがする、、、！」
安室「是非味わって食べてくださいね。」
ナイフでトーストを切りフォークでさして生クリームをたっぷりつけて口に運ぶと蜂蜜と濃厚なバター、そしてパンの小麦の香りが口いっぱいに広がった
A「ん〜〜〜ｯ！美味しぃ〜〜！」
蘭&園子「「っ？！」」
A「パン、ふわふわ〜!!、、、はっ、ん゛っ
まあ、美味しいと思うよ。甘くて、うん、、、」
安室「喜んでもらえて良かったです」ﾆｺﾆｺ
A「別に、喜んでるってわけじゃ、、、
ま、まあ、美味しいけど」
蘭「Aくんがここまで感情出すの珍しいね。いつぶりだろ、、、」
A「ちょ、蘭ちゃん、その話はしないでよ？」
蘭「ふふっ」
園子「えー、私の話気になるんだけどー？」
安室「ごゆっくり、、、」
3人でワイワイ楽しくフレンチトーストを食べた
この感じ少し懐かしい、、、
楽しいな
〜
A「あー、美味しかった。俺、これから用事あるから帰るね」
蘭「私も夕飯の準備しなきゃ」
園子「ならまたあしたね」
手を振りあいそれぞれの道を歩いた
A「何か用ですか?」
沖矢「おやおや、バレてしまいましたか(笑」
A「あなたは、、、朝会いましたよね？」
沖矢「ええ、実はあなたにお聞きしたいことがあって。ドライブでもどうですか？」
A「誘 拐」
沖矢「違います」
A「監 禁？」
沖矢「誤解しないでください」
A「変態、、、」
沖矢「随分な言われよう、、」
俺は彼を信じ、赤い可愛らしい車に乗った
あいにく車には詳しくないため車種は分からない
沖矢「単刀直入にお聞きしますが、、、この方をご存知で？」
彼は俺に1枚の封筒を手渡した
中には写真と何やら小さな袋に入った破片が入っている
その写真の人物はKだった
やはり素顔は明かされていないのか仮面をしている
A「彼は、、、素性の知らない
沖矢「ほぉ、顔見知りではあるんですね？」
沖矢さんのメガネの奥の瞳がまるでエメラルドの宝石のように綺麗に光った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：乾狩 | 作成日時：2022年5月5日 10時
