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「！？竜、兎....？」
「俺、....俺、お前とまだ友達でいたい....！どうせ、俺、寝言で言っちまったんだろ！？....お前のこと、好きだって....。夢でお前に、お前とは一緒に居られない。居たくない。って言われて....それで俺、せめて友達で居させてくれって、好きになってごめんって....それを、言ってたんだろ....？........だったら、現実でくらい....友達でいようって言ってくれよ....お、れも....友達で、いられるように....が、んば、る、....からっ、....好き、なんて....二度と、言わない、から....っだから........せめて、友達でいて....？」
「っ....。」
あぁ、困らせてる。
これでも10年以上の付き合いだ。
普段、作り以外では表情をあまり表に出さない陸玖の表情だって、見ればわかる。
これは、俺が今まで見てきた中で一番困ってる。
「(困って....るんだよなぁ....。)........やっぱり、無理だよな。」
「竜兎、まて、話を」
「いいんだよ。....そんな、無理に話そうとしなくても。........ごめんな。俺の勝手でお前に不快な思いさせて。そりゃ誰だって、可愛い女の子に告られたいし、付き合いたいよな。....男からなんて....嫌に決まってる。........なんで....俺なんかが、お前を........俺が、....女だったらよかったのに....そしたらもうちょっと、マシに振ってもらえたのかな....っ、ごめんな....。」
ただただ謝ることしか出来ない。
こんなんじゃ、友達でいるなんて無理だ。
陸玖が正しかったんだ。
全部、ぜーんぶ自分のせい。
大事なものも、気持ちも、失うんだ。
「........。」
沈黙が痛い。
もう、この場にいたくない。
今すぐ、帰りたい。
「....荷物、持ってきてくれたんだな。」
「！あ、あぁ。」
「....ありがと。もう良くなったし、俺帰るわ。」
「....。」
のそのそとベッドからおりる。
その間も、陸玖は困った顔で、俺を見もせずに黙っているばかりだった。
靴を履き、布団をたたみ、枕カバーを洗濯機の中に入れ、カバンを持った。
「........じゃーな、陸玖。....ごめん。」
最後に交わす言葉がごめんなんて、俺ららしくないけど。
今の俺にはぴったりだ。
人の気配がする廊下に出ようと、ドアに手をかけた。
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幸喜(プロフ) - くろ狐の暇潰しさん» ありがとうございます！！ (2019年8月8日 23時) (
レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
くろ狐の暇潰し(プロフ) - 幸喜さん» わざわざすいません！返信ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年8月8日 18時) (レス) id: eabc7a4ecc (このIDを非表示/違反報告)
幸喜(プロフ) - くろ狐の暇潰しさん» そう言っていただき光栄です....！僕も語彙力が無い身なのですが、読みやすく書けているなら良かったです！あまり難しい表現を使われても頭に入ってこなかったりしますからね....文章を書くって難しいです(汗)コメントありがとうございます！ (2019年8月3日 16時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
くろ狐の暇潰し(プロフ) - すごいです！！ わたし語彙力無いが故にまともな作品をつくれないもので……。 読みやすかったです！！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: eabc7a4ecc (このIDを非表示/違反報告)
幸喜(プロフ) - 湯96_yukuro_さん» 僕自身語彙力が本当にないので、難しい表現が使えないと言いますか....なので、割と誰でも読めるような文になっていると思います！そのおかげでスっと入っていってくれたのかもしれないですね(？)コメントありがとうございます！ (2019年7月26日 7時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸喜 | 作成日時：2019年7月22日 0時
