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「！？り、陸玖....お前、起きてたのか！？」
「もちろん。さっき来たばっかだし。....で？この手は何しようとしてたんだ？」
「か、髪食ってたから、避けようとしただけだ。」
「ふーん....じゃあ、続きは、なに？」
「は？」
「"ほんと"の続き。」
そうだ。起きてたなら、聞かれていたはずだ。
咄嗟に飲み込んだ、好きの2文字。
こんなの、言えるわけない。
「バカだなって、言おうとしたんだ。」
耳を触らないように、バレないように、そう言った。
「............うなされてたけど、大丈夫か？」
「っああ。俺、かなり弱ってたのかも。ちょっと、悪い夢見てさ。」
「....俺もでてたんだな。」
「............寝言、言ってた？」
「うん。....りくって言ってた。」
「それだけ？」
「....言ってもいいのか？」
「........そんなまずいこと言ってた、のか............！！」
夢で自分が喋ったことを思い出しながら、とんでもないことを言っていたと思い出した。
もし声にでてたら....どうしよう。
「ぁ、....いや、言わなくて....いい。普通に恥ずいわ。」
「....どんな夢見てたのか知らないけど、泣くほど俺と友達でいたいのはよくわかった。」
「っ、当然だろ！お前は、大事な幼なじみなんだから。」
「....でも、それはもう出来ない。」
「............え、？」
「俺と竜兎はもう、友達ではいられない。」
「なに、言ってんだ？急にどうしたんだよ。」
嫌な予感が身体中を駆け巡り、俺の脳を支配する。
それ以上の言葉を聞きたくない。
この関係を、失いたくない。
大好きで大切な幼なじみを、失いたくない。
「....竜兎、俺」
「っいやだ！！」
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幸喜(プロフ) - くろ狐の暇潰しさん» ありがとうございます！！ (2019年8月8日 23時) (
レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
くろ狐の暇潰し(プロフ) - 幸喜さん» わざわざすいません！返信ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年8月8日 18時) (レス) id: eabc7a4ecc (このIDを非表示/違反報告)
幸喜(プロフ) - くろ狐の暇潰しさん» そう言っていただき光栄です....！僕も語彙力が無い身なのですが、読みやすく書けているなら良かったです！あまり難しい表現を使われても頭に入ってこなかったりしますからね....文章を書くって難しいです(汗)コメントありがとうございます！ (2019年8月3日 16時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
くろ狐の暇潰し(プロフ) - すごいです！！ わたし語彙力無いが故にまともな作品をつくれないもので……。 読みやすかったです！！ (2019年8月2日 10時) (レス) id: eabc7a4ecc (このIDを非表示/違反報告)
幸喜(プロフ) - 湯96_yukuro_さん» 僕自身語彙力が本当にないので、難しい表現が使えないと言いますか....なので、割と誰でも読めるような文になっていると思います！そのおかげでスっと入っていってくれたのかもしれないですね(？)コメントありがとうございます！ (2019年7月26日 7時) (レス) id: d3265c7f63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸喜 | 作成日時：2019年7月22日 0時
