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ほら
別れ話を出してもこんなにあっさり
『じゃあ、そろそろ行くよ。』
私の家に置いてある彼の荷物をまとめて出ていく。
玄関まで見送りに行くと
「ジン？？」
JN 「最後だから許して」
なんて言いながら私に抱きつく。
ほんとに終わるんだと思うと自分からゆっておきながら
情なのか少し悲しくなってジンの背中に腕をまわす。
JN「最後に何がダメだったかだけ聞いてもいい？」
「えㅋㅋ」
JN「ゆってくれなきゃ離れないㅋㅋ」
普段はすごい大人びてるジンだけどふとした瞬間に
今みたいな幼いところもあって
そんなところも好きだったななんて思った。
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作者名：ゆん | 作成日時：2022年1月18日 5時
