山 田 さ ん 家 の 3 兄 弟

1人で寝るもん ページ8

涼介side






大貴「ねー、ぱぱ」



「んー？」




それは突然だった。
夜ご飯を食べ終わってみんなでのんびりテレビを見ていた時。



大貴「俺、1人で寝る！」



「えっ、」



い、いきなりだなぁ、、笑




「なんで、何かあったの？」



大貴「だってさ、俺の友達みんな1人で寝てるもん、、みんなにばかにされてさっ、」




そういう事かぁ




「そういうのは気にしない方がいいよ、みんな実はお父さんと寝てる大貴が羨ましかったりするんじゃない？」




大貴「でもっ、いやだ、、」




真剣に話す大貴だけど、パジャマのボタンいじいじしてる姿が可愛すぎる笑





あ、大貴と慧はね、一応自分の部屋はあるんだけど
机もベッドも全く使ってなくて物置と化してる()



俺は寂しいし、大貴と一緒に寝たいけど
でも成長するためにやってみた方がいいのかな、




「じゃあ、、今日ためしに1人で寝てみる？」




大貴「……うん！」




これで本当にこれから大貴が1人で寝る事になったらどうしよう、、俺が寂しすぎる()




大貴「やったー！俺も今日から大人だー！」



わいわいはしゃぐ大貴。いや俺悲しいんですけど！








「慧は一緒に寝てくれるよねー？」



隣でぼーっとしてた慧に聞いてみる。
俺は慧ともずっと一緒に寝るつもりだ。





慧「うん、慧は大きくなってもぱぱと寝るよ」



「あぁ〜！慧だいすき！」



慧「ん〜、くるしいよ〜」




良かった良かった！

ん？いやでも大きくなったらっていつまでだ？
それはそれで問題あるのか？

いやいや！
ずっと一緒に寝れるなんて幸せじゃないか！()






侑李「ゆうりも、ぱぱと寝るっ」



「ゆうりーっ！そうだよね、ぱぱとギューして寝てるもんね！いつも！」



侑李はまだ4歳だしって思ってたけど
話に入ってきて、俺をギューって抱きしめた笑
可愛すぎるだろお！

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