俺たちが支えるから2

1.捻挫 ページ25

今日は新曲の振り入れの日、


曲を耳にした時からどんなダンスなのかをイメージして挑むんだけど、毎回「あっこの手があったか」なんて想像を超える振りを考えるいわもつくんってほんっとに天才だと思う。



岩本「そこの部分は目黒がそっちに移動して、ラウがこっちにくるのね、、ぶつからないようにだけ気をつけて！

んでふっかが...」



これは大人数グループならではのことなのだが、



フォーメンションチェンジで大移動するところが結構あって必死に覚える



岩本「んじゃあ一旦ここまでのところを合わせてみよっか」


♪〜♪〜♪〜



岩本「はいｯここでチェンジ〜！」



1.2.3.4.1.2.3



ドンｯ


「ｷｬｯ」






感覚的に誰かにぶつかっちゃったみたい






岩本「ストップ！」





「あっめめ！？ごめん大丈夫？」






目黒「俺は大丈夫お前は？」








「俺も大丈夫ほんとにごめん」







岩本「大丈夫か？怪我とかなかった？」






ラウ「ごめんなさい、俺は無事だよ」





目黒「すみません、俺も大丈ｯ...ｲﾃｯ」







岩本「えっちょっと見せてみ？」






半強制的にめめの手首を見るいわもつくん








目黒「ｲﾃﾃﾃﾃﾃﾃｯ岩本くん痛いっす」







岩本「あっわりぃ、






たぶんお前手首捻挫してる





マネージャーさんのところへ行ってこい」







目黒「えっ俺は別に...」








岩本「余計悪化したら痛みが強くなるから、なっ？





行ってこい」




目黒「わ、かりました。すみません」




ど、どうしよう僕のせいでめめが、、





渡辺「お前も大丈夫か？」




「あっうんごめん、、大丈夫。」




手をグーパーして見せた





渡辺「なら安心だけど、、



それと、





移動中にぶつかるのは良くあることだから気にすんなよ」







佐久間「ラウ立てる？手伝うよ」







ラウ「あっうん、ありがとう佐久間くん」







放心状態の僕を見かね、肩を貸してくれた。






身長差...





いやっでもありがとう佐久間くん







向井「めめ、大丈夫かな...」







康二くんの不安げな声がやたら脳内に響き、





足の違和感には気づけかなかった

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