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翌日
同期であり戦友のような存在の咲とランチの予定があった。
咲「ねぇ、なんか元気なくない？プロジェクトひと段落したんでしょ？」
「あっうん。仕事はなにも問題ないの。ただ、、」
咲「あーー！おとこでしょおおお！」
「ちょっと声大きいってば！」
咲も海外生活が長い。
日本人の男には興味がないのなんて言ってるけど、長い黒髪にはっきりした顔立ちは逆に日本人男性も気が引けてしまうだろうと思う。
昼からワインなんか飲んでわたしのことなんか気にせずハイテンション。
でも、そんな彼女の考え方や意見はわたしをいつも勇気づけてくれる。
「気になってる人の家に女物の化粧品があったの、、」
これまでの経緯を説明し、何か言ってって顔で彼女の方を見る。
咲「ちょっと待って。その前にあんたモテモテじゃん。」
「え？」
咲「北山先輩の件は完全にあんた狙いだってみんなわかってたよ。しかも北山先輩かなり遊んでたのに、最近女の子が相手してくれないって話してたのよ。」
あっ先輩のことも話したんだった。
先輩。
ほんとにわたしのこと。
なのに、ダメだ涼介くんのことで頭がいっぱいだ。
「そう、なんだ。」
咲「それで、その涼介くんが本題ってわけね？」
「うん。」
咲「てかA、気になってる男子の前でぶっ倒れるなんてさ、、くく」
「笑わないでよー」
咲「彼女がいるかなんて聞いちゃえばいいじゃんー」
「そうだよね。でも怖くて聞けなかった。」
咲「中学生じゃあるまいしー」
「先輩と大貴くんには聞けたのに」
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作者名：mani | 作成日時：2019年1月11日 22時
