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A「最近仲良くなった男友達も気になる人いるらしくって」
北山「男友達？」
A「はい。」
先輩が少し眉間にしわを寄せる。
先輩には大貴くんが芸能人ってことは伏せて携帯の落とし物を拾ってその後偶然会った話をした。
A「イケメンで別れ際にハグなんかできるんですよ〜でも気になる人がいるって。」
北山「ハグなんて普通じゃん。」
A「先輩のそういうのぢゃないんです！多分、、」
北山「でもさ、あんまり知らない人と2人っきりなんて危ないよ。その人はいい人だったかもしれないけど。」
たしかに、、正論だ。
A「そうですよね。。。」
北山「もしかしてその人のこと好きなの？」
A「好きとかまでいってないんです。ただ、一緒にいて居心地がよかったから。」
北山「そうなんだ。」
先輩になんて話してんだわたしは。
この人聞き上手だからついつい話ちゃうんだよね。
A「すみませんこんな話。先輩の好きな人はどんな人なんですか？」
むにっとほっぺをつままれる。
A「い、痛い。」
北山「ねぇほんと鈍感。」
A「え？」
北山「ほんと可愛いね〜Aは。」
そう言って手が離れる。
A「何言ってるんですか！」
北山「可愛いって言ったの。だからもうちょっと男の人を警戒しなきゃ。」
A「は、はい、、ありがとうございます。」
北山「さっきハグなんて普通って言っちゃったけど、、俺は好きじゃない子にハグはしないよ？」
A「え？」
北山「あっごめん、仕事戻んなきゃ。」
ぢゃ。
ってお金だけ支払ってくれて会社まで戻って行った。
先輩、、一体なんなの、、
好きなんて言われてわたしどうしたらいいの！？
こんなの、、なんだか熱が出そうだよ。
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作者名：mani | 作成日時：2019年1月11日 22時
