5.救出 ページ6
captain america side
トニーから連絡があった
あの日以来、全く連絡をとっていなくてそれ以前に彼から連絡なんて珍しいと思って通話ボタンを押した
しかし、すぐに切れてしまってなんだったのかよくわからなかった
「キャプテン、スコットランドで救難信号が確認された」
サムがファルコンのスーツに身を包み言った
「ワンダとヴィジョンよ。すぐに向かった方が良さそう」
ナターシャも同じようにスーツを着ている
「すぐ行くぞ」
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案の定、ワンダとヴィジョンが何者かに襲われていた
人間でない見た目、戦闘スタイルも全く見たことがない
ヴィジョンは致命的な負傷をしていてワンダは彼を庇いながら逃げていたようだ
なんとか敵を追い払った僕達は2人を保護した
「お互い連絡をとりあうって言ったでしょ?」
「ごめんなさい…静かに暮らしたくて」
そんな他愛のない話をしている暇もなくヴィジョンは焦ったように言った
「彼らはこのマインドストーンを狙っています。これを、彼らに渡したら嫌な予感がします」
「その石を使って何をするつもりなんだ?」
「とりあえず、本部へ向かおう。何か掴めるかもしれない」
僕達はワンダとヴィジョンを乗せてクインジェットでアベンジャーズ本部へ向かった
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