3.タイムストーン ページ4
「トニー!何なのこの騒ぎは!」
彼も急ぎだったのか、服装は私服で同じように上を見上げて飛行物体を見つめている
その隣にマントをきた人とアジア人が1人、あと…
「バナー博士!お久しぶりです!」
「ああ、久しぶりだね。君もこの石を守るのを手伝ってくれるかな」
「石?」
マントを着ている人が持っているというタイムストーンを悪い奴らから守るという
なぜそんな石を守るのか分からなかったが戦闘態勢に入る
飛行物体から光が照らされ明らかに人間ではない何かが降りてきた
「タイムストーンをよこせ」
そのうちの1人が言った
「おい、あんたらがこの石を狙ってるのは知ってるが頼み方ってものがあるだろ」
トニーが挑発するように言った
しかし、何も反応する様子はなくもう1人の巨人に何か話していた
次の瞬間、
餌を前にした獣のようにその巨人はこっちに走ってきた
斧を手に持ち、いかにも凶暴そうだ
しかしこちらにはハルクがいる
「バナー博士?」
「ちょっと待ってくれよ」
ハルク化するのに時間がかかるのか、緑色の肌は見えているのに何故かハルクになれていない
「おいおい冗談はやめてくれ。今なれなくてどうする」
トニーもスーツを着て隣いるおじさん…マントを着た人も拳を握って構えている
その拳からはオレンジ色の魔法陣のような模様が浮かび上がっている
「それなんですか?」
「お子様にもわかりやすく言うと魔法だな」
「お子様って…!」
この人トニーみたいだ
でも経験からわかる。
この人はきっと強い。そう簡単にそのタイムストーンっていうのは取れないと思う
「おい、僕達でなんとかするぞ」
いつの間にかハルクに返信できないバナー博士
は安全な場所へと移されていた
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