二日目【ひょんな事から】 ページ2
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ショッピside
グルッペンさんがあの豚野郎の部屋に入ったと
同時に、微かにパンッという音がする
ショ「平手打ちか……酷い事を」
この城に勤め始めたのは…結構前だ
まだ、14位の時だ
城の掃除をしてる時に出会った
代理「そこの使用人！」
ショ「は、はい！」
代理「この方を私の部屋まで案内して
差し上げろ」
ショ「しょ、承知致しました」
俺と同じ位の、すごい綺麗な人
大人びてて、落ち着きがあって…とても優雅な人
それが、第一印象だった
落ち着きがある……この印象は直ぐに消えた
落ち着いてるんじゃなくて、怯えてたんだ
どこかしこに傷を作ってて
少しだけ察しがついた
あの男にやられたんだと
豚野郎は、使用人にパワハラとかセクハラとか
総統代理という地位を使ってやりたい放題
していた
美味い飯にありつけて、ぶくぶくと太った姿
してるから、使用人の間で密かに「豚」と
呼ばれている
豚野郎は総統室に行ったのだろう
グルッペンさんだけを任せて行きやがった
ショ「えっと…案内しますね」
グル「ありがとう」
案内の最中、続かない会話に少しだけ
耐えられなくて疑問に思った事を聞いた
ショ「あの豚野郎に何か用事が？」
グル「豚？」
そこでハッとした、やらかしたと
誰かに聞かれてたらマズイと思い、辺りを
見渡してると
グル「ﾌﾌｯ……アハハ」
グルッペンさんが笑った
グル「すまない…そんな堂々と言うものだから」
ショ「い、言わないで下さいね！」
グル「言わん言わん……お前、名前は？」
ショ「…ショッピ、です」
グル「よろしくな、ショッピ君…俺は
グルッペンだ」
唐突な自己紹介にビックリはしたものの
仲良くなりたい、という事らしい
それから、グルッペンさんが来るときは
俺がいつも案内するようになった
ショ「…終わったら、迎えに来ますね」
俺は地下牢へと足を運んだ
「よぉ！ショッピ君！！」
本当に、この人の声はうるさすぎる
地下牢にはこの人だけが収容されている
ショ「相変わらず、元気でうるさいッスね…
コネシマさん」
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天ぷらそうめんなAlte(プロフ) - 今まで私が見てきた作品の中で最も作りこまれていて現実味も少しあって…とっても面白かったです！信仰レベルで応援します！これからも頑張ってください！！ (2020年2月26日 17時) (
レス) id: 16f5dab1d2 (このIDを非表示/違反報告)
ブンブン(プロフ) - 何故この小説をもっと早くに見ていなかったんだ (2019年9月30日 2時) (レス) id: 4a511d68cf (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん - ありがとうございます！続編、、、めっちゃいい！！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: 5e6623f9b4 (このIDを非表示/違反報告)
アイネスト(プロフ) - 伊緒さん» コメントありがとうございます、精一杯頑張らせて頂きます！！ (2019年4月1日 22時) (レス) id: 111903e163 (このIDを非表示/違反報告)
伊緒 - この作品、とても面白くて、いつも楽しく拝見しています！これからも頑張ってください！ (2019年4月1日 22時) (レス) id: a5e6d7c9ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイネスト | 作成日時：2019年3月30日 18時
